日焼け後の正しいケアの仕方!肌の炎症やくすみを無くすために
2016/04/18
あなたは、日焼け後の正しいケアの仕方はご存知ですか?
あなたのアフターケアが10年後のあなたの肌の運命を握っています。
あなたのために正しい肌のケアをお伝えします。
10年後も美白で有り続けるためにご参考ください。
目次
■日焼け後のアフターケア
日焼け止めや日焼け止め効果のあるファンデーションなど、皆さんなら普段当たり前のように使っていますよね?
紫外線が肌に与えるダメージはあまりにも大きいです。
日焼けや肌の老化だけではなく、皮膚ガンの原因にもなり得ます!
ですが、紫外線を浴びた後のケアについて、十分にできていると胸を張って言い切れますか?
紫外線を浴びた後の肌は、ただワンパターンのケアを済ませればいいというものではありません。
今回は、日焼け後のアフターケアについてご紹介します!
NGなケア方法もあるので、ぜひ振り返ってくださいね。
●日焼け後のアフターケア、肌状態を見極めて!
日焼けした後の肌状態は、必ずしも同じものであるとは限りません。
例えば、肌が赤く炎症を起こしてヒリヒリしてしまう人もいるでしょうし、肌がまったく赤くならないけど全体的に黒くくすんでしまうという人もいるでしょう。
紫外線ダメージというのは、影響を受けた紫外線の種類や、もともとの肌質によって大きな変化をもたらします。
そして、その紫外線ダメージによって肌に対するケアも変わるのを覚えておいてください。
では次に、それぞれの肌状態の原因についてご紹介していきましょう。
●肌が赤く炎症しヒリヒリしてしまうのはなぜ?
海で一日中遊んだ後やキャンプをした後など、肌がカーッと赤くなってヒリヒリした経験がある人は多いのではないでしょうか?
誰が見ても、紫外線による肌ダメージというのは明らかです。
赤く炎症しヒリヒリしてしまうのは、肌がUV—Bという種類の紫外線を受けてしまい「サンバーン」を起こしてしまったのが原因です。
UV—Bは別名・レジャー紫外線とも言われる紫外線の一つ。
レジャーシーンで受けてしまう紫外線で、波長が短いため肌表面のバリア機能を破壊してしまいます。
このことで、肌がやけどを負ってしまい赤くヒリヒリしてしまうのです。
とはいえ、この状態がずっと継続されることはなく、適切なアフターケアを行うことで肌のやけど状態は1日で治ります。
場合により、日にちが経って古い皮膚(皮)が剥がれ落ちてしまうこともあります。
●肌全体が黒くくすんでしまうのはなぜ?
次に、肌が赤くならずに黒くくすんでしまう状態の原因についてご紹介します。
これは肌がUV−Aという紫外線のダメージを受けてしまい、「サンタン」を起こしてしまったことが原因です。
UV−Aとは、別名・生活紫外線とも言われ、簡単に言えば日常生活で常に浴びてしまう紫外線のことを言います。
ですが、UV−Aの場合UV−Bと違って波長が長いので、曇り空でも陽が弱くても、家の中にいても窓ガラスを通って肌の内部に侵入します。
すると、メラニン色素を生み出すメラノサイトの活動が盛んになり、さらに黒色メラニンが多く生成されます。
さらに、肌のハリや潤いを保つ美肌成分(コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなど)が減少し、細胞が錆び付いてしまいます。
すると、結果的に黒色メラニンや滞った古い角質が肌表面に残り肌全体が黒くくすんでしまいます。
さらに、ハリや弾力が失われるなどの老化現象が現れてしまうほか、最悪の場合皮膚ガンなどを引き起こすこともあります。
●日焼け後の正しいケアについて
ではいよいよ本題です。
日焼け後の正しいケアとはどのようなものなのでしょうか?
日焼け止めをしっかり塗っていても、紫外線ダメージは100%防げるものではありません。
また、すぐに肌ダメージとして現れないにしても、紫外線の影響は数年経って出てしまうとも言われています。
なので、アフターケアは絶対行うようにしましょう。
では正しいケア方法についてご紹介します。
【STEP 1】冷水で冷やす
日焼け後の肌は、やけどを負ったのと同じ状態です。
やけどを負ったら、どんな処置を行いますか?
もちろん、冷やしますよね!
まず、体に塗布した日焼け止めをしっかり落とした後、冷水のシャワーや水風呂を浴びるなどして炎症を鎮めましょう。
ですが、注意しておきたい点が二つ。
まず、長時間冷水に浸かると体が冷えてしまい体調を崩しかねません。
なので、冷水を浴びるのは短時間で済ますようにしましょう。
そして二点目ですが、日焼けをした日は湯船に浸からないようにしてください。
冷水を浴びるのは短時間で構いませんが、シャワー(水風呂)のあとは濡れタオルで肌を冷やすようにしましょう。
肌を冷やすことで肌の炎症が鎮まるだけではなく、収れん効果があるため開いた毛穴を引き締めることができます。
【STEP 2】肌状態に合わせた処置を行う
冷水(濡れタオル)で冷やした後は、その時の肌状態に応じた処置をおこないます。
まず、肌が赤くヒリヒリしている状態なら、保湿&保護のケアとしてワセリンやオロナインなどの軟膏を塗りましょう。
軟膏が肌の皮膚膜を作り、肌ダメージが残らないようにしてくれます。
この前後で、特別に化粧水や乳液をつける必要はありません。
軟膏は、少し顔がベタつくと思う程度に塗ってください。
そして、特に肌が赤くもなくヒリヒリしていないようであれば、化粧水や乳液をたっぷり使って保水&保湿ケアを行ってください。
紫外線を浴びてしまった肌は、水分が抜けきっておりカラカラの状態です。
また、化粧水や乳液でうるおいを与えることで、肌のターンオーバーを正常化し古い肌をどんどん押し上げてくれます。
この時、あまりに激しいパッティングは控えてくださいね。
また、使用する化粧水はできるだけ敏感肌用などの低刺激のものを選んでください。
アルコールなどの成分が入っている化粧水の場合、日焼け後の肌に染みる可能性もあります。
最後に、もし水ぶくれになっていたり、吐き気をもよおすなど体調不良を起こしてしまったら、迷わず病院へ受診しにいきましょう。
この場合、セルフケアで症状が悪化することもあります。
【STEP 3】早めに就寝する
スキンケアが終わったら、水分をしっかり摂りましょう。
先ほども説明したように、紫外線を浴びた肌はうるおい不足。
スキンケアで外側から水分を与えるだけではなく、水を飲んで体の内側から水分を取り戻してあげると日焼け後のダメージは軽減できます。
そして、できるだけ早いうちに就寝してください。
肌の再生(成長ホルモン)が活発になるのは、22時から2時までの4時間と言われています。(=ゴールデンタイム)
この時間に就寝することで、ターンオーバーが促進され肌ダメージが残らないようにすることができるのです。
ここまでが、日焼け後の正しいケアになります。
ですが、中にはNGなケアもあるんです。
●日焼け後のNGなケアについて
日焼けをした後にやってしまいがちなのが、美白化粧水などによる美白ケアです。
ですが、日焼けをした当日に美白化粧水を使用するのはNGなんです!
美白化粧水には、肌にとって刺激になる成分も含まれている場合があります。
特に肌が炎症を起こしている時に使用してしまうと、肌荒れの原因になりかねません。
また、日焼け後の肌は非常にデリケートですから、マッサージも肌にとって刺激になりますし、入念すぎるケアも肌に負担がかかります。
兎にも角にも…「やりすぎ注意!」
■さいごに
いかがでしたか?
今回ご紹介した正しいケアで、日焼け後を乗り切っていきましょう。
また、日焼けのダメージは蓄積されてしまい、一度シミが出来てしまうとなかなか解消することはできません。
日焼けのダメージは10年後に現れると言われています。
10年後に後悔しないためにも、毎日のケアを見直してみましょう!
日焼け跡にはこちらの記事もどうぞ。
⇒日焼け跡を消す方法はコレ!おすすめ美白美容液ランキング