アトピーを絶対悪化させない!おすすめの日焼け止めの選び方
あなたはアトピー肌だけど、どの日焼け止めを塗ったらいいか迷っていませんか?
アトピー肌の方は日焼け止めの選び方を特に注意しなければいけません。
アトピーが悪化しないための日焼け止めの選び方をお伝えします。
■アトピーと日焼け止め
紫外線が肌に大きなダメージを残してしまうのは誰もが知っている通り。
肌のバリア機能が破壊されてしまい、シミやそばかす、シワやたるみ、ひどい場合には皮膚ガンをも引き起こしてしまいます。
ですが、もともとアトピー肌の人はどうでしょうか。
アトピー肌の場合、紫外線の有無関わらず肌のバリア機能は低下しています。
なので、余計に日焼け止め選びに注意しなくてはならないのです。
そこで今回は、アトピー肌の日焼け対策として、使用すべき日焼け止めやアフターケアなどを紹介していきます。
●アトピー肌の日焼け止め選び
日焼け止めには、実に様々な種類があります。
値段も、100円ショップで扱っているものもあれば高級ブランドで万単位で扱っているものまで…!
ですが、特にアトピー肌の場合は値段が安いから悪い、値段が高いからいいという単純な判断は避けてください。
アトピー肌の日焼け止め選びで最も重視して欲しいのが、肌に刺激を与えないという点です。
日焼け止め成分には、肌にとって負担のかかりやすいものもあるので注意が必要です。
特に「紫外線吸収剤」が使われているものは、化学反応を起こして紫外線ダメージを放出するため、アトピー肌などの敏感肌の人にとっては刺激になる場合があります。
「紫外線吸収剤」使用の日焼け止めは避けましょう。
代わりに、アトピー肌の人には「紫外線散乱剤」を使用した日焼け止めをおすすめします。
紫外線散乱剤入りの日焼け止めを塗ることで肌にコーティングし、紫外線そのものを跳ね返してくれるので肌への負担が軽いんです。
紫外線散乱剤を使用した日焼け止めは、必ずしもメリットが多いわけではなく、SPF値やPA値が低かったり、持続性がないというデメリットもあります。
つまり、1日のうちに塗り直しが必要になるのです。
また、紫外線散乱剤の特性として日焼け止めのテクスチャーが重く、白浮きしやすいことも。
その白浮きが、かえって肌状態を悪化させることもあるようです。
ですが、最近の技術で紫外線散乱剤を「ナノ化」させた日焼け止めも開発されており、白浮きしにくく使い心地が良いアイテムもありますので要チェックです。
●その他の添加物にも注意!
日焼け止めに限らず、多くの化粧品には界面活性剤や防腐剤などの添加物が使用されています。
例えば、界面活性剤なら水と油を一緒にさせるため(乳液など)に使われますし、防腐剤なら化粧品の品質を長持ちさせるために使われます。
ですが、アトピー肌の人にとってはこれらの添加物さえ症状の悪化になり得ますよね。
なので、欲を言えば界面活性剤や防腐剤を一切使用していない「無添加」の日焼け止めがおすすめです。
とはいえ、無添加の定義はメーカーによって様々。
薬事法で定められているわけではないので、いくら無添加を謳っているアイテムがあったとしても、着色料や防腐剤が使われているものが無添加とされているパターンもあります。
日焼け止めのパッケージを見れば、たいていの場合紫外線散乱剤や紫外線吸収剤、その他の添加物が使われているかどうかが一目でわかるようになっています。
(ただし薬用化粧品は有効成分のみの表記となっている)
アトピー肌の人は、紫外線吸収剤や添加物が使われていない日焼け止めを使用するようにしましょう。
もしも不安があるようなら、相談ダイアルに問い合わせてみることをおすすめします。
●アトピーがひどい時の紫外線対策とは?
とはいえ、アトピーの症状がひどい場合は日焼け止めの使用をやめてください。
アトピーの症状が出ていれば、どんなに優しい日焼け止めでも過敏に反応してしまうことがあります。
できればUVカット成分のあるファンデーションや化粧下地も避け、日傘などを活用するようにしましょう。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回はアトピーの方が日焼け止めを選ぶときの注意点について解説してきました。
アトピー性皮膚炎だけど焼けたくないと思う人も多いと思います。
できるだけ肌に刺激の少ない日焼け止めを選ぶことが大切になります。
これを参考に日焼け止めを選んでみてくださいね。
おしまい