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日焼け止めスプレーを直接顔に使用していいの?使い方のコツとは?

   

 

顔に日焼け止めを塗っている時間がないという事態になったことはありませんか?

しっかり紫外線対策をしておきたいのに日焼け止めを塗る時間がないと、適当に塗ってしまうことになりかねません。

そこで役に立つのが日焼け止めスプレーの存在です。

日焼け止めスプレーを満遍なく吹き付けることで紫外線対策が出来るので、時間がない時でも非常に役立つでしょう。

しかし、直接顔に日焼け止めスプレーを吹き付けることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。

そこで、日焼け止めスプレーを直接顔に吹き付けても良いのか、顔に吹き付ける際のコツをご説明します。

日焼け止めスプレーを直接顔に吹き付けても大丈夫なの?

日焼け止めスプレーは他の日焼け止めタイプのように手が汚れる心配がないので、忙しくて時間がない時に使用するのに適しています。

……が、日焼け止めスプレーは顔に直接吹き付けるのは基本的にNGとされています。

なぜ直接吹き付けるのがダメなのかをご説明しましょう。

日焼け止めスプレーはあくまでも薬剤を吹きつけているもの

基本的に日焼け止めスプレーというのは日焼け止め効果がある薬剤を吹き付けるものなので、顔に直接吹き付けると何らかのリスクがあると言われています。

・目や鼻などに直接入るの防ぐ
・低温火傷を防ぐ
・吸い込むのを防ぐ

顔に直接吹き付けてはいけないのはこれらの理由があるからです。

元々薬剤を吹き付けているということから、万が一体内に入ってしまうと害になる恐れがあるからこそ直接の使用を避けてほしいのでしょう。

もちろん日焼け止めスプレーの中にもSPFやPAの値が高いものがありますが、それらが目や鼻などの粘膜に付着すると成分の強さによって炎症を引き起こす恐れがあります。

また、日焼け止めスプレー全般に言えることですが、スプレーは高圧ガスを吹き付けるので同じ箇所に長く吹き付けていると凍傷を起こす恐れもあるでしょう。

顔に直接使うのがダメなら、どうすればいいの?

ここまで日焼け止めスプレーを使うのが危ないのであれば、どうやって日焼け止めスプレーによって顔の紫外線対策を行えばいいのか分からなくなりますよね。

ですが、きちんと顔にも使えるスプレーがあるので安心してくださいね。

本来、日焼け止めスプレーには顔用と身体用、顔にも身体にも使えるタイプなどの種類があります。

その内の顔用のスプレーを使えば問題ありません。

もちろん身体用の日焼け止めスプレーは顔の皮膚よりも厚い身体の皮膚に合うように作られているので、間違っても顔に吹き付けてはいけません。

基本的にSPFやPAの値が比較的高い為、顔に使うと刺激が強いので何らかの肌トラブルを引き起こす恐れがあります。

また、顔にも身体にも使えるタイプは、顔用と同じように顔に直接吹き付けるのはNGです。

顔にも使えるのになぜ直接吹き付けてはいけないのか、それは一度手に出してから顔に馴染ませなければならないからです。

身体にも使えるということで成分も顔用より強い為、余計な刺激を与えない為にも手に出して馴染ませる必要性があります。

さらに顔に馴染ませなければならないということから、メイクの上から直接日焼け止め効果をもたらすことが出来ません。

もちろん顔用でも目や鼻、口などに入り込まないように注意しながら使う必要性があるでしょう。

日焼け止めスプレーの使い方のコツとは?

日焼け止めスプレーの注意点が分かったところで、次に使い方のコツをご説明しましょう。

例え肌に合う日焼け止めスプレーを選んだとしても、使い方が間違っていれば余計なトラブルになりかねません。

必ず容器の説明をよく読み、注意点を押さえながら使っていきましょう。

日焼け止めスプレーを使う時のコツ!

日焼け止めスプレーを使う時のコツとして、

・顔から15㎝ほど離して吹き付ける
・肌を優しく押さえて日焼け止めを密着させる
・こまめに塗り直す

以上の3つが挙げられます。

日焼け止めスプレーは至近距離で吹き付けると低温火傷、いわゆる凍傷を起こす恐れがありますが、どちらにしてもスプレーが近いと満遍なく日焼け止めが塗れません。

満遍なく日焼け止めを塗る為には、塗りムラを防ぐ意味でも15㎝ほど離したところから日焼け止めスプレーを使うのがコツです。

少し離して使うことで顔全体にムラなく日焼け止めを塗ることが出来ます。

次に、日焼け止めスプレーを吹き付けたら手で優しく押さえて密着させるのも効果的です。

日焼け止めスプレーはクリームや他のタイプと違ってそのままだと落ちやすい為、軽く手で全体的に押さえて密着させるのがコツです。

肌に日焼け止めが密着することで落ちにくくなりますが、つい擦ってしまうと肌を傷つけてしまうので注意しましょう。

そして最後に、日焼け止めスプレーをこまめに塗り直すことです。

日焼け止めスプレーには様々なメリットがあるとはいえ、汗や水などの水分に弱く、持続力もそこまでないといったデメリットがあります。

それに対抗するには、数時間おきに日焼け止めスプレーを塗り直す方法が最適です。

塗り直す時間は天気や外出時間、汗を掻く頻度などによって変化しますが、目安として2時間から3時間おきに塗り直すのがベストです。

他の日焼け止めと併用すると長持ちする?

日焼け止めスプレーをこまめに塗り直す必要性があるとはいえ、誰でもこまめに塗り直す時間がないという人もいるでしょう。

そんな時にお勧め出来るのが、他の日焼け止めと併用して使うことです。

最初から日焼け止めスプレーを使うからデメリットが起きるのであって、別のものと併用して使うことで日焼け止めスプレーのデメリットを打ち消すことが出来るのです。

先に日焼け止めクリームやジェルタイプの日焼け止めなどを使い、塗り直す時に日焼け止めスプレーを使うなどの方法がお勧め出来ます。

飲む日焼け止めと日焼け止めスプレーを併用することで身体の内側と外側から紫外線対策が出来るなど、様々な方法があるでしょう。

さいごに

日焼け止めスプレーには様々な注意点がありますが、逆にその注意点をきちんと守って使用すれば手軽に使える日焼け止めとして重宝するでしょう。

こまめに塗り直すのが面倒だという人は、最初に日焼け止めクリームやジェルなどを使い、塗り直しなどの際に日焼け止めスプレーを使うのが効率的です。

朝の忙しい時間帯には出来ないかもしれませんが、それを踏まえても日焼け止めスプレーの手軽性は他にない大きなメリットですね。



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