日焼け止めと虫除けは同時に併用していい?つける順番は?
あなたは日焼け止めを塗る時に虫除け対策はどうしていますか?
あなたは日焼け止めと虫除けの関係についてちゃんと理解していますか?
それで日焼け止めと虫除けのお話を進めてみましょう。
目次
■日焼け止めと虫除けの併用について
夏場の必須アイテムといえば、日焼け止めと虫除けですね。
特に免疫力の弱いお子さんが、蚊に刺されるとトビヒをはじめ、日本脳炎やデング熱などの重症化する感染症にかかるリスクが高まります。
近年、デング熱患者が確認されていて、予防に徹した親御さんは少なくなかったのではないでしょうか。
夏が過ぎ秋になっても蚊の発生が止まらず、これについては世界中で懸念される地球の温暖化の影響が考えられています。
サマーシーズンになれば、ドラッグストアやスーパーでは日焼け止めや虫除け剤のコーナーが設けられていて、どちらも思わず立ち寄りたくなりますね。
朝の忙しい中、子供にどちらも塗ってあげるのは至難の技と思っているお母さんも少なくないのでは?
今回は、日焼け止めと虫除けの併用についてお話ししましょう。
■日焼け止めと虫除けつける順番
結論から言えば、日焼け止めと虫除けをつける場合、どちらが先という正式なルールはないのですが、常識的に考えれば、持続性の弱い虫除けを後につけるのが良いでしょう。
日焼け止めの次に虫除けをつけるパターンは2〜3時間おきに虫除けを付け直す事を意識しましょう。
この時、スプレータイプの虫除けを使うとお直しも楽ですね。
●注意しなければならない虫除けの種類
最近はシートタイプの虫除けもありますが、先につけた日焼け止めの成分を落としてしまう事になるため、この場合、シートタイプは控えて、スプレータイプの虫除け使用がベストでしょう。
■虫除け剤の成分に注意!日焼け止めとの化学反応も?
虫除け剤に「ディート」というピレスロイド系の農薬成分が含まれている事があります。
海外では、このディート配合の虫除け剤と日焼け止めを重ねづけした事で化学反応を起こし、重大な副反応が出たという報告例もあるのです。
副反応である痙攣、発疹、血圧低下などの症状は、幼い子供にとってはとても危険な事です。
子供に使用する虫除け剤については、成分表などでディートが配合されていないかを確認し、天然由来のハーブ系のタイプなどで対応したいものです。
■時短効果も期待!1本で何役も果たす日焼け止め
化学反応や副反応も懸念されてしまう日焼け止めと虫除けの意外な関係性。
不安ながらも紫外線、虫どちらの対策もしっかりと行いたいのが親心ですね。
そんな親の気持ちに沿うように日焼け止め、虫除けの効果が1つでこなせてしまう万能日焼け止めがあるのです。
他にも、日焼けでバリア効果の弱くなった肌を保護するセラミドが配合されているなど、まさに、オールインワンのような日焼け止めで朝の忙しいママと子供の時間を短縮してくれるメリットもあるでしょう。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
夏の大敵である「紫外線」「虫」対策をしっかりしてあげるのは親の役目でもありますね。
幼ければ幼いほど、日焼け止めと虫除けなど重ねつけするのを嫌う子供も少なくありません。
そんな時に、1つで何役も果たしてくれる日焼け止めがあれば嬉しいですね。
安全で時短にも優れた日焼け止め使用で、親子で公園やレジャーを満喫しましょう。