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日焼けで肌が痛い!原因は?期間は?何日まで?

   

日焼け

あなたはうっかり日焼けをして肌がヒリヒリ痛くなったことはありませんか?
何故、日焼けすると肌が痛くなるのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?
この痛みが何日まで続くのか考えてはいませんか?
その様な事についてお話をしたいと思います。

■日焼けで肌が痛くなる

海で思いっきり遊んだ日の夜、肌が火照ってヒリヒリする…!そんな経験、ありませんか?
日焼けで肌が痛くなってしまうと、一体どれくらいの期間ヒリヒリが続くんだろう…と不安になる人も多いはず!
そこで今回は、日焼けをした肌がなぜ痛くなるのかについてその原因や対処法、期間についてなど詳しくご紹介します!

■日焼けによるサンバーン

海

日焼けをした肌が赤く火照ってヒリヒリした状態のことをサンバーンと言います。
サンバーンを直訳すると“Sun=太陽”“Burn=やけど”。つまり太陽によって肌がやけどしてしまった状態を意味します。
例えば、海やプールなどで強い日差しを浴びてしまうと、その紫外線ダメージにより肌表面の組織(=表皮)で炎症を起こしてしまいます。
この炎症によって肌がやけどを起こしたのと同じ状態になり、肌色が赤く火照ってしまったりヒリヒリとした痛みを感じてしまうのです。
多くの人の場合、強い日差しを受けた直後に炎症を起こすのではなく数時間経ったあとに肌が赤く火照り始め、24時間後には痛みがピークになることが多いです。

■サンバーンによるサンタン

サンバーンの症状が現れてしばらく経つと、肌が褐色になるサンタンという症状を引き起こします。
これは、紫外線ダメージが肌の真皮に到達し、シミやくすみの原因となるメラニン色素をどんどん作り出していくことで、肌が褐色になるんです。黒くくすむ、という表現のほうがわかりやすいかもしれませんね。
もともと、メラニン色素は紫外線ダメージによる肌の細胞が壊れないようにするために作り出されるものですが、ターンオーバーが滞ってしまうとシミやくすみとなって肌に残ってしまうのです。
サンタンの症状は赤みやヒリヒリとした痛みを起こした後に現れますが、なかにはサンバーンの症状が現れないままサンタンを引き起こすこともあります。

■サンバーンの期間について

紫外線

では、赤く火照りヒリヒリしてしまうサンバーンの症状はどれくらい続くのでしょうか?
サンバーンの項でも説明したように、強い紫外線を浴びた数時間後に肌が火照り始め、24時間後には痛みのピークを迎えます。もちろん、これは長期間続くものではなく、多くの場合2日後にはおさまり始め、サンタンの症状に移ることが多いです。
ですが、サンバーンの症状が尾を引かないわけではありません。
サンバーンを起こした肌は、やがて剥がれ落ちていきます。それは肌のターンオーバーが正常な場合のことを言いますが、なかには皮膚ガンを発症するリスクも十分あります。
また、サンバーンの影響で本来持っているハリや潤いを保つ美肌成分が減少してしまい、シワやたるみ、乾燥を引き起こすこともあります。
サンバーンを放っておくと、このような肌ダメージとなり尾を引いてしまうので、適切なケアが必要になるのです。

■もしもサンバーンを起こしたら?

海

では、もしもサンバーンの症状が現れたらどのように対処すれば良いのか?
それは「冷やす」「保護する」「安静にする」の3点です。
やけどを負ったら患部を水で冷やすのと同じように、サンバーンを起こして火照りやヒリヒリを感じた場所に濡れタオルなので十分に冷やします。
また、洗顔料やスキンケアアイテムの使用は控え、軽度のサンバーンであればオロナインや馬油で保護・保湿ケアをおこないましょう。
炎症を起こした肌は非常に敏感になっています。なので、紫外線を浴びるような環境を避け、しばらく肌を安静に保ってください。
やがてサンタンを引き起こしたら、メラニン排出・還元作用のあるビタミンCを積極的に補い、保湿を十分にしてターンオーバーを促してください。
ターンオーバーについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒ターンオーバーを促進せよ!肌の透明感を取り戻す方法とは?

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
日焼けで肌が痛くても大抵の場合2日後にはおさまりますが、我慢できない強い痛みや頭痛など体調の変化を感じたら、すぐにでも医師の診察を受けてくださいね。
紫外線ダメージから肌を守るために、UV対策はしっかりしておきましょう!



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