旅行では季節により日焼け止めのSPF値やPA値を選ぶことが大切
2015/10/20
目次
■旅行の時の日焼け止め
待ちに待った旅行!準備に抜かりはありませんか?
旅行は、いつもよりも外気に触れる時間が長いです。
ということは、いつも以上に日焼けには気をつけなければならないのです。
そこで今回は、旅行の際の日焼け止め対策についてご紹介します!
●旅行の時期に合わせて日焼け止めを選ぶ
紫外線には2種類あります。
極端な話、真夏のようなジリジリした日差しの強い日はレジャー紫外線(=UV—B)が降り注いでおり、冬場や曇りの日は生活紫外線(=UV—A)が降り注いでいます。
つまり、どれだけ天気が悪くて暑くない季節でも関係なく紫外線は降り注いでいるということになります。
また、レジャー紫外線と生活紫外線にはそれぞれ紫外線量の時期が異なります。
なので、旅行の時期に合わせて日焼け止めを選ぶ必要があるのです。
●夏季の旅行で使いたい日焼け止め
レジャー紫外線、生活紫外線ともに紫外線量のピークを迎えるのが夏季にあたりますが、なかでもレジャー紫外線は季節によって変動が激しいのです。
レジャー紫外線は5月頃から徐々に増え始め、8月ごろにピークを迎えます。
ですので、夏季の旅行ではレジャー紫外線をメインとした日焼け止め対策が必要となるのです。
夏季は日照時間が長いので、レジャー紫外線をどれだけ長く防ぐのかがポイントになります。
また、旅行先で日焼け止めを何度も塗り直すのは面倒ですよね。
そこで適しているのが、「SPF値の高い日焼け止め」です。
・SPF値とは
SPF値とは、レジャー紫外線をブロックする目安になる数値です。
SPF値が1に対して、20分のレジャー紫外線ブロック効果があります。
ということは、SPF 50と表記がしてある日焼け止めは16時間レジャー紫外線をブロックしてくれるということになります。
2015年現在、日本国内の最高数値が「SPF 50+」というものになります。
なので、夏季の旅行ではSPF値の高い日焼け止めを選びましょう。
また、いくらSPF値が高くても汗で落ちてしまっては意味がありません。
面倒な塗り直しを避けるためにも、ウォータープルーフの日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
●夏季以外の旅行で使いたい日焼け止め
レジャー紫外線に比べ、生活紫外線は雨の日だろうが寒い日だろうが関係なく年中降り注いでいます。
また、生活紫外線は肌内部まで浸透するため油断できません。
夏季以外の旅行では、生活紫外線をメインとした日焼け止め対策が必要になります。
生活紫外線を防ぐには、日焼け止めに表記されている“PA値の高さ”に注目してください。
SPFとはちがい、PAは“+”の数で強弱が表示されています。
【PA値の目安】
+〜++…散歩や買い物など日常的なことに適している
+++…屋外での軽いスポーツやレジャーなどに適している
++++…炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどに適している
上記はざっくりとした目安ですが、もしも秋や冬などの日差しの弱い季節に旅行するのならPA++〜+++あたりの日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
また、PA値の高い日焼け止めは、それに伴ってSPF値も高いものとなっています。
●日焼け止めだけに頼らないで!
とはいえ、日焼け止めを塗れば万事OKというわけではありません。
紫外線は、自分が意識していない方向から降り注ぎ、思わぬ日焼けダメージを受けてしまうことも。
なので、外気に触れる時間の長い旅行の時には
【帽子】【日傘】【アームカバー】などを装着するとなお安心でしょう。
日焼け止め日傘サングラス女優帽 長袖カーディガン日焼け対策完璧🙆
— なぁたん@ラルカジノ両日 (@hyyyy666) 2015, 8月 21
ここまでしたら完璧!
日焼け対策も兼ねて長袖のカーディガンを携帯しているしね。 近所のスーパーへ買い出し時(自転車移動)も長袖。 食料品売り場は震えるくらい冷房利いているし — きさらぎしづか (@bf15ssizz) 2015, 8月 7
カーディガンは防寒対策にもなるので便利ですね。
●旅行に便利な日焼け対策グッズ
通常の日焼け止めに加え、他のタイプの日焼け止めを持参するのもおすすめです。
ここではその一例をご紹介しますね。
【シートタイプの日焼け止め】
汗をかいてしまった、または化粧直しをする時に便利なのがシートタイプの日焼け止めです。
シートタイプの日焼け止めはSPF値やPA値が低い商品が多いものの、もしもの時にサッと塗り直しができるので旅行の時に携帯したいアイテムです。
【スプレータイプの日焼け止め】
近年需要が増えつつあるスプレータイプの日焼け止めは、塗り残しの多い背中や直射日光を受けてしまう髪の毛にも使えると好評です。
【日焼け止め効果のあるフェースパウダー】
多くのファンデーションやフェースパウダーには日焼け止め効果が入っています。
化粧直しの際は、化粧崩れと同時に日焼け対策ができるので一石二鳥!
ですが、厚塗りだとのちの化粧崩れに大きく響いてしまうので、薄づきのフェースパウダーを用意すると大変便利です。
■さいごに
いかがでしたか?
日焼け止めは用途により使い分けなければいけません。
今回は旅行での日焼け止め選びという事でご紹介しました。
旅行の際は、いつも以上に日焼け対策を万全にしましょうね。
参考記事になります。合わせて御覧ください。
・日焼け止めの選び方!SPFやPA値は高い方がいい?高い事のメリット、デメリットを紹介
・日焼け止めの値段が高い物と安い物の違いって何?価格で選んではいけません