肌断食中のメイクはどうしたらいい?使えるメイクってある?
肌断食はメイクやスキンケアに使っていた化粧品を全てシャットアウトして肌を自然に休ませる方法ですが、肌断食中でもメイクをしなければならない時ってありますよね。
やむなく外出する時や誰かに会う時などもメイクをしなければならない女性はたくさんいるでしょうし、いくら肌断食中でも無理にそのルールに従わなければならないというわけではないでしょう。
ですが、いつも通りのメイクを行っていては肌断食を行う意味がなくなってしまいます。
そこで、肌断食中のメイクはどうすればいいのか、肌断食中でも使えるメイクがあるのかをご説明します。
肌断食についてはこちらの記事「肌断食とは?どういう効果があるの?期間はどのくらいするの?」で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
それではどうぞ。
目次
肌断食中にメイクをしたい時はどうすればいいの?
肌断食というのは今まで使っていた化粧品を全て使わないようにして肌を自然に健康に戻していく方法ですが、誰でも一切メイクを行わないようにするのは非常に難しいでしょう。
何らかの理由によってどうしてもメイクをする必要性がある時は、いつも通りメイクを行うこともありますよね。
ここで、肌断食中のメイクのポイントについてご説明しましょう。
肌断食中のメイクのポイント!
まず、肌断食中にメイクを行ってもいいのかについてですが、ポイントを押さえておけばメイクを行っても構いません。
肌断食中はなるべく化粧品を使わないように心がけてくださいと言っているだけで、必ずしもメイクやスキンケアを行ってはいけないということではないのです。
したがって必要な時になったらメイクやスキンケアを行ってもいいでしょう。
肌断食のやり方についてはこちらの記事「肌断食の正しいやり方とは?毎日できない場合はどうしたらいい?」で詳しく解説しています。
ただし、問題なのはメイク落としに使うものです。
基本的にメイクを落とす為にはクレンジング剤を使用するかと思われますが、肌断食中はクレンジングを使ってのメイク落としはお勧め出来ません。
何故なら、クレンジング剤には界面活性剤が含まれているからです。
界面活性剤はメイク落としにほぼ欠かせない成分ではありますが、使い続けると肌に必要な成分などを削ぎ落としてしまうことになるのです。
クレンジング剤を使って肌を擦りながらメイクを落としていくので摩擦によって肌に負担をかけてしまいますし、界面活性剤によって肌のキメや潤いが失われていく恐れがあります。
肌断食の効果が実感できない、失敗してしまうという人はこちらの記事「肌断食は効果なし?失敗してしまう原因や理由6選」も参考になると思います。
そこで大きなポイントとなるのが、肌断食中に行ったメイクはクレンジングで行うのではなく、石鹸で落とすようにすることです。
石鹸には界面活性剤のように肌に大きな刺激を与えるようなものは含まれていないので、必要最低限のメイクを落とすのに適しています。
それと同時に、肌断食中に使う化粧品は全て石鹸で落とせるものに変えることも必要です。
クレンジングでなければ落とせない化粧品では肌断食を行う意味がなくなってしまうので、石鹸で落とせる化粧品に全て変えましょう。
肌断食中に使えるメイクとは?
肌断食中はメイクをしないに越したことはありませんが、全くしないというわけにはいかないという人もいるでしょう。
そんな人にお勧めなのは、石鹸でも落とせるタイプの化粧品です。
基本的に薄化粧になりますが、メイクは出来るだけしないようにするのが前提だということを忘れないようにしましょう。
基本的に守ってほしいのが、石鹸でも落とせること、そして肌に優しいことです。
メイク中に使う際に気を付けておきたいのは、以下の4つです。
・日焼け止め
・ファンデーション
・チークや口紅、アイシャドウ
・マスカラ
以上の4つについてご説明しましょう。
肌断食中に使える日焼け止めについて
肌断食中の大きな問題になるのが、紫外線対策です。
紫外線対策をしないと紫外線によるダメージが肌に蓄積されてしまい、後からシミやくすみといった肌トラブルに悩まされる可能性があります。
ところが、肌断食中に日焼け止めを使うのはNGな行為としても言われています。
これは、日焼け止めの中に含まれている成分が肌に大きな負担をかけてしまうものばかりなので、日焼け止めを塗ると逆に肌トラブルに繋がる恐れもあるでしょう。
しかし、日焼け止めの中には高い日焼け止め効果と共に肌に優しく、石鹸でも落とせるタイプのものがあります。
それ以外にも塗る日焼け止めではなく、飲む日焼け止めを常飲する手段もあります。
肌断食中に日焼け止めを塗るから肌トラブルに繋がるのであって、身体の内側から紫外線対策が出来る飲む日焼け止めなら肌トラブルを心配する必要がありません。
飲む日焼け止めには様々なメリットがあるもので、
・塗り残しの心配がない
・日焼け止めを塗る手間がかからない
・朝から1粒を目安に飲むことで基本的に1日中効果が続く
・敏感肌や乾燥肌の人でも問題なく紫外線対策が出来る
以上を初めとする嬉しいメリットが目白押しです。
飲む日焼け止めのメリットについてはこちらの記事「飲む日焼け止めのメリット11選。日焼け止めの悩みを全部解決できます」で詳しく解説しています。
日焼け止めを塗ることによるデメリットを心配するのであれば、飲む日焼け止めを試してみましょう。
おすすめの飲む日焼け止めについては「今売れてる飲む日焼け止めおすすめランキング!比較表と口コミも紹介」で詳しく解説していますのでご参照ください。
肌断食中に使うファンデーションについて
ファンデーションも例外なく肌断食中に使うのはお勧め出来ないものですが、ミネラルファンデーションなら話は別です。
一般的なファンデーションも日焼け止めと同様に界面活性剤を初め、防腐剤などの成分が含まれていることがあるので、肌断食中に使うとかえって肌トラブルに繋がる恐れがあります。
その点で言えばミネラルファンデーションには界面活性剤などの肌に影響を与えるような成分が一切含まれていないので、安心して使えるのが最大の特徴です。
もちろん肌断食中の肌に使ってもそこまで負担をかけることがなく、石鹸で落とせるので毎日の薄化粧に役立つでしょう。
肌断食中のチークや口紅、アイシャドウについて
本来であればチークも口紅もアイシャドウも使わないのが得策なのですが、そうもいかないという人はミネラルファンデーションと同様のものを使いましょう。
これら3つには天然成分しか配合されていないオンリーミネラルの製品があるので、それを使うことで肌に影響を与える心配なくメイクが行えるようになります。
中にはチークや口紅、アイシャドウのいずれかを使うことで何らかの問題が起きていた場合でも、オンリーミネラルのものに変えたことで肌トラブルが起こらなくなった例もあります。
これを機に肌断食を終えた後もオンリーミネラルのものを使い続けるのもいいでしょう。
肌断食中のマスカラについて
基本的に肌断食中にマスカラを使うのはNGです。
マスカラは基本的にクレンジング剤でしか落とすことが出来ない為、肌断食中の大きな障害になる可能性があるでしょう。
クレンジング剤を使うのは元より、マスカラを落とす為に目元を擦ったり洗ったりしなければならないので、より肌に負担をかけることになります。
ただ、中には石鹸だけで落とせるマスカラも存在するので、マスカラを使用したいなら是非とも石鹸で落とせるマスカラを探して使ってみましょう。
さいごに
肌断食中にメイクを行う時に守っておきたいのが、いかに肌に優しく、石鹸で落とせるかどうかです。
肌断食の目的は肌を自然に休ませて健康にしていくことなので、メイクがその目的を邪魔してしまっては意味がありません。
肌断食中にメイクを行うのであれば、今まで使っていた化粧品を使うのではなく、肌に優しい化粧品を厳選して選ぶ必要性がありますね。