日焼けをして肌が乾燥してかゆみが出る!肌を保湿するには?
あなたは、うっかり日焼けをして肌がかゆくなったことはありませんか?
日焼けで肌がかゆくなるのは乾燥が原因ですがかくと余計悪化しますよ。
かゆみ対策には保湿が重要です。
そのお話しをしたいと思います。
目次
■日焼けで肌が乾燥してかゆみが出る時
日焼けをするとなぜか、日焼けした部分がカサカサしたり、痒くなったりした経験はありませんか。
このような乾燥も痒みもすべて、紫外線が悪さをして発症するものなのですが、ほうっておくと更にひどくなる事もあるため、早めにケアしてあげるのがベストでしょう。
日焼けをするとなぜ乾燥やかゆみにまで転じてしまうのかを解説しながら、対策方法をまとめています。
■日焼けすると乾燥する理由は?
紫外線にあたると、色が黒くなるだけでなく、あとからカサカサと乾燥している事に気がつきます。
これはある程度時間がたってから気づく症状ですが、どちらかと言えば、日焼け直後は乾燥より、ヒリヒリすると感じることが殆どです。
まさに、軽いやけどをした時と同じ状況ですね。
まさに、日焼けは軽い火傷なのです。
皮膚に熱が持つ事で水分の蒸散が起きやすくなるでしょう。
この現象が継続すれば皮膚は乾燥します。そして乾燥により痒みが伴う、ほうっては置けない肌トラブルに発展していくのです。
■日焼け後の乾燥対策で肌トラブル回避!
●とにかく冷やす
日焼けは火傷ですから、まずは冷やす事を考えましょう。熱をもっているほど水分は逃げていくため、熱を沈めてあげます。
この時、使いたいのが、ケーキなどについてくる保冷剤や、熱がある時に使うアイスノンなどです。
これらがない時は、緊急でコンビニからロックアイスを購入するなどして応急処置してあげると良いでしょう。
●保湿も大事
冷やす事の次にやってあげたい日焼けフォローケアです。
保湿は蒸散してしまった水分を補給する目的があります。
特別な化粧水や美容液を使用するまででもありませんが、使用中のローションを少し多めにコットンに含ませてパッティングしてあげるとかなり効果的です。
日焼け後はデリケートですから、優しい力加減でパッティングしてあげましょう。
・応急処置的な保湿方法
日焼けは軽い火傷のようなものから水ぶくれになるくらいに重症なものもあります。
服に擦れただけでもヒリヒリ痛むのは、決して軽くはない日焼けと言えるでしょう。
応急処置的な冷却や保湿が大切です。
あらかじめ、日焼けする予定がある人は、炎症効果や火照り抑制効果のあるローションパックを用意しておきましょう。
夏場なら冷蔵庫に冷やしておくと日焼けの応急処置グッズとしてかなり役立ちます。
市販で販売されている殆どのローションパックは10分程度顔にのせておくだけの簡単なものです。
■ほうっておけない日焼け後のかゆみ
乾燥とペアで気になるのが日焼け後の痒みです。
日焼け後、皮がむけはじめる時に痒みが生じる人が少なくありません。
思わずかいてしまいたくなるくらいに日焼け後の痒みは気になるものです。
また、寝ている時に無意識に搔きむしる人もいます。
●搔きむしってはいけない理由!
我慢できるなら、なるべく日焼け後の肌をボリボリ搔きむしる行為はしない方がよいでしょう。
なぜなら、既に紫外線を受けて敏感になった肌は、抵抗力のない無防備な状況です。
これを搔きむしるのは、ますますバリア効果も薄れてさらに外部刺激にさらされやすい肌にしてしまうのです。
●かゆみ対策でかきむしり防止
「なるべく掻くのはやめましょう」と言われたところで、痒みが放置できるかといえば難しいですよね。
そんな時は、次のような対策をとりましょう。
①温度設定
温かいと痒みはエスカレートします。
なるべく、涼しい空調に調節して痒みをひどくさせないようにしましょう。
②痒み止め薬の使用
蚊に刺された時に使用するような抗ヒスタミン配合の外用薬などを薄く塗って掻くのを抑えましょう。
③ 保湿(セラミド)
バリア効果の高い保湿成分であるセラミド配合のローションやミルクを使用すれば、乾燥による痒みは発生しないでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
日焼け後のトラブルで多い乾燥と痒み。乾燥肌や敏感肌になってしまったように元の肌質をガラリと変えてしまいますね。
そんな時には、冷やす、保湿の二大対策をすぐに実行してくださいね。
たかが日焼けと思わずに速やかな対策が将来の肌トラブルリスクをも回避してくれるでしょう。