日焼けを早く治す方法！日焼け後のケアやターンオーバーを解説
2016/04/18
あなたは日焼けをして後悔はしていませんか？
「ちゃんと日焼け止めを塗っておけば・・・」などと思ってるかもしれません。
しかし、まだ諦めてはいけません。
日焼けを早く治す方法はあります。
以前の美白に早く戻すために今からできることをやっていきましょう。
目次
■日焼けを早く治す方法
日に焼けてしまった肌。
赤くヒリヒリしていたり、赤くないけど黒くくすんでしまったり。
一度日に焼けてしまうと、その後のケアで回復が早いか遅いか全然違ってくるです。
もちろん、適切なケアを行った方が日焼けを早く治すことができます。
また、日焼けによるダメージが肌に残り続けないためにも適切なケアを知っておく必要があるのです。
そこで今回は、日焼け後の適切なケアを紹介しながら日焼けを早く治す方法について勉強しましょう。
●日焼け後はどんな肌状態？
まず、日に焼けた肌によってケア方法が異なるのを知っておいてください。
日焼けとは、つまり紫外線ダメージということですよね。
その紫外線にも、２つの種類が存在します。
◆UV−B（レジャー紫外線）
照りつける強い日差しで降り注がれる紫外線。
5月から徐々に増え、7〜8月をピークにUV−Bの量は増えていきます。
UV−Bは波長が短く肌の表面にダメージを与えます。
すると、肌が軽いやけど状態を起こし（＝サンバーン）、赤くほてったりヒリヒリとした痛みを伴ってしまいます。
◆UV−A
普段の生活で受けやすい紫外線。
年中問わず振り注ぎ、天候の悪い日や部屋の中にいても肌に浸透してしまいます。
その波長の長さから、肌の内部（真皮）においてハリや弾力、潤いを保つ成分、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が奪われてしまい、やがて肌がたるんだり毛穴が開いたりしてしまいます。
さらに、メラニン色素を酸化させ黒色メラニンの産生を促します。
このため、肌が黒くくすみがちになるのです。
人によって、肌が赤くならないけど黒くなってしまうという人や、赤くなってから徐々に黒くなってきたという人まで様々。
まず、日焼けをしてしまった直後のケアはある程度共通しているので、基本的なケアについて頭に入れておきましょう。
●日焼け後の適切なケアについて
日焼け状態とは、先ほども申したようにやけどを負っているのと同じ状態になっているということ。
なので、あまり刺激になるようなことは避けなければなりません。
⑴ 日焼け部分を優しく冷やす
まず、濡れたタオルかなにかで日焼け部分をやさしく冷やします。
やけどをした時も、まずは患部を冷やしますよね？それと同じです。
とはいえ、氷水でキンキンに冷えたお水を使うのは肌によって負担がかかりやすいので、塩梅を間違えないように。
⑵ シャワーを浴びる
やけどを負っている状態でお湯に浸かるのは最も危険。
この日はお風呂をお休みして、シャワーで冷水を浴びてください。
もちろん、日焼け止めはきちんと落としましょう。
長時間の冷水シャワーは体内部を冷やすことになるので控えてください。
また水圧が強すぎても肌に刺激が残るばかり。
水温は自分の体温程度のぬるま湯に、そして弱めのシャワーを浴びましょう。
髪や体を洗い流し、ある程度冷水を浴びたらすぐにあがってOKです。
タオルで顔や体を拭く時も、ゴシゴシせずにやさしく拭いてくださいね。
⑶肌状態に合わせてケアを行う
この時点で、吐き気や頭痛など明らかな体調不良が見られる場合はなるべく医師の診察を受けに行きましょう。
とはいえ、時間的にも受信が難しいこともありますから、よほどのことではない限り安静にするように。
さて、スキンケアを行います。
日焼け後の後は肌が非常に敏感になっています。
普段使っているスキンケアアイテムを使っても、肌がヒリヒリしたり合わないと感じることもよくあります。
なので、ワセリンを塗る程度で構いません。
ワセリンは、赤ちゃんやアトピー性皮膚炎の人にもやさしく使えるものであり、肌の表面に皮脂膜を作ってくれるので外的刺激から肌を守りつつ、しっとりと保湿してくれます。
●美白化粧品は使っちゃダメ！
日に焼けたということで、すぐにでも美白ケアをしたい気持ちはとてもよくわかります。
ですが、日に焼けてしまった時こそ美白化粧品を使うのを控えてください。
美白化粧品の成分が、日焼け後の肌に負担になることはよくあるんです。
ではどんな化粧品が日焼け後にあっているのか？
ワセリン以外であげるとすれば、敏感肌用の化粧水などですね。
アルコールや添加物を使用していない、優しい使用感のものです。
敏感肌用の化粧水で保湿をしっかり行ってから、ワセリンでうるおいにフタをする。
しばらくはこの２つのアイテムで乗り切れるはずです。
●日焼け後の肌は今後どうなる？
日焼け後に、赤くヒリヒリしてしまった場合はそのピークは早々に過ぎるので、長期化の心配はほぼありません。
また、だんだん黒くくすんでくることもありますが、これが肌がサンタンという現象を引き起こしているからです。
肌のくすみは、ターンオーバーの促進で十分に解消できるので慌てずじっくりケアしていきましょう。
●日焼けを早く治す方法とは？
では、日焼けをできるだけ早く治したいという場合はどのようなことに気をつければいいのでしょう？
先ほども触れましたが、黒いくすみなどの肌ダメージはターンオーバーの促進によって回復する見込みが十分にあります。
日焼けを早く治すためにも、ターンオーバーの促進が非常に重要になってくるんです。
では、ターンオーバーを促進するためにはなにが必要なのか。
そもそもターンオーバーってなに！？と疑問を持つ人もいるかもしれません。
人の肌は、個人差はあれど約28日の周期で生まれ変わっています。
これがターンオーバー。新陳代謝とも言われます。
肌が生まれ変わると、肌表面に残っている古い皮膚がアカとなって剥がれ落ちていきます。
アカスリをした肌って、すごく透明感ありますよね？
そんなイメージです。
ですが、紫外線を受けてしまったことでそのターンオーバーに乱れが生じる可能性も出てきます。
それは、紫外線が元で体内に発生した活性酸素がターンオーバーを阻害しているからなんですね。
なので、日焼け後の肌はターンオーバーが乱れている可能性が高いんです。
●ターンオーバーを促進させる方法
ターンオーバーを促進させるためには、スキンケアの他にも普段の食生活や睡眠が鍵になります。
まず、ターンオーバーが促進する…別の言い方をすれば、成長ホルモンが最も分泌される時間が22時〜2時の間と言われています。
このため、夜更かしをやめて十分な睡眠をとる必要があります。
また、活性酸素を除外してターンオーバーを促進させる方法があります。
これは、抗酸化成分のある化粧品や食品を使用することです。
たとえば、抗酸化成分のある化粧品にはコエンザイムQ10やビタミンC誘導体、フラーレンなどがあります。
とはいえ、アルコールが使用されている抗酸化化粧品は避けてくださいね。
そして、緑黄色野菜や色とりどりの果物にも抗酸化成分が豊富に含まれています。
なかでも、皮の部分に一番抗酸化成分が詰まっているので、ピーラーで剥いだりせず皮ごと食してくださいね。
あとは、喫煙・飲酒を避けストレスフリーに過ごすこと。
これが活性酸素をなくし、ターンオーバーを活性化させるポイントです。
普段のスキンケアを十分に行っていれば、あとは私生活の見直しでターンオーバーを促進し続ける。
これで、日焼け後の回復がずいぶん早くなりますよ！
十分な睡眠、栄養のある食事、そして適切なスキンケア…
早く治したいがあまり、化粧品をコロコロ変える人もいるようですが、なるべくそういうのはやめてくださいね。
肌が対応しきれず疲れてしまうことがありますので。
■さいごに
いかがでしたでしょうか？
今回は日焼け後のケアで日焼けを早く治す方法について解説しました。
日頃やっていることが実は日焼けを治すことと逆効果という事もあったのではないでしょうか。
美白化粧品を直ぐには使わない、ターンオーバーを利用するなど日焼けを早く治す方法はあります。
ぜひ、日焼け後のケアについて少しでも頭に入れておいてください！
おしまい
日焼け跡にはこちらの記事もどうぞ。
⇒日焼け跡を消す方法はコレ！おすすめ美白美容液ランキング