意外と知らない頭皮の日焼けの症状や対策!日焼け止めの選び方も解説
2015/11/17
あなたは突然、頭皮がかゆくなったり、フケが出たりしたことはありませんか?
アレルギー体質でもないのに、頭皮にかゆみが出たり、フケのようなものが出たりしたら、紫外線により、頭皮がダメージを受けているのかもしれません。
「日頃から顔には、日焼け止めを塗っているけれども、頭に塗るなんて少しも考えていなかった」という人は意外に多いのです。
頭皮は顔の皮膚と全く同じだと思ってください。むしろ、皮脂や毛穴が多いため、頭皮ケアも侮れないという事を理解しましょう。
目次
■頭皮が日焼けする事で生じる症状とは
紫外線による頭皮の悪影響は思わぬ症状から発覚する事もあるでしょう。
基本的に頭皮の皮膚は顔の皮膚と同じ構造ですが、頭皮の方がさらに、皮脂量が多く、乾燥しやすいというアンバランスな性質があります。
細胞がもろくなりやすいため紫外線もすぐに入り込むでしょう。
まさに、バリア効果の低下した状態を思い浮かべて下さい。
次のような自覚症状が出たら、すぐにでも頭皮の紫外線対策をしましょう。
・髪の毛がパサパサしはじめた
・髪の色素が抜け始めた
・抜け毛が増えた
・前よりも髪が細くなった
・フケ症でもないのにフケの量が増えた
・髪が薄くなった
・地肌が痒い
・地肌がヒリヒリする
●頭皮の日焼け対策とは?メリット、デメリット
頭皮にも紫外線対策をしなければならないという事が理解できたところで、早速やらなければならないのが、日焼け対策を行う事です。
次にあげられる身近なアイテムをしっかり活用しましょう。
・帽子
ツバが大きめの帽子で光を集めにくい薄いカラーをセレクトしましょう。
メリット:頭皮の紫外線対策も兼ねながら、オシャレアイテムとしても重要なポイントになります。
デメリット:帽子をかぶる事により、通気性の悪さから蒸れが生じます。
この蒸れが継続すると頭皮の雑菌繁殖から薄毛になることも。
・日傘
最近はUV加工している日傘や、雨傘兼用タイプもあるため、日傘セレクトの幅は広がりました。
また日傘をさすと太陽が遮られるので体感気温も下がるのでおすすめです。
メリット:帽子による蒸れや、髪型のくずれが苦手という方にぴったりです。
デメリット:日差しの強い買い物帰り、両手に荷物を抱えていたり、人口密度の高い狭い場所での使用はなかなか難しいです。
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⇒焼けたくない人のための日傘
寝る前にその日の汚れを落とさないと髪の毛の成長を妨げてしまいます。また、朝洗髪をして出かけると綺麗な頭皮が紫外線にさらされ日焼けや抜け毛の原因になるので髪は夜に洗うようにしましょう。
— 【人生激変】お手軽美容術 (@bijin__make) 2015, 11月 11
朝シャンは髪の毛にダメージがたくさん!綺麗な頭皮が紫外線にさらされることになり、日焼けや抜け毛の原因に。寝る前にその日の汚れを落とさないのも髪の毛の成長を妨げています。夜の10時から2時までに成長ホルモンが分泌されるので、その前に洗うのがベストです(*^^*) — 美容・恋愛・ファッション雑学♪ (@biyou_renai_fas) 2015, 11月 10
頭皮の日焼け予防には夜の洗髪がおすすめなんですね。
●頭皮に日焼け止めは使うべき?
頭皮に日焼け止めは必須だと思います。
特に、上記のように髪や頭皮に悪影響な変化が現れた時には、紫外線の影響を考えましょう。
頭皮の日焼け止めに関しては、あまり聞きなれないかもしれませんが、市場には以外と多くの商品が出ています。
用途に合わせた頭皮の日焼け止めをご紹介します。
① 身体に使えるスプレータイプ
髪や地肌などの他、ストッキングの上からでも使えるスプレータイプがあります。
透明なので髪に白く残ったりというトラブルはないでしょう。
② 地肌に優しいオーガニック成分配合の日焼け止めスプレー
敏感肌の人は顔だけでなく地肌も同じように敏感です。
そんな時は無添加や低刺激のタイプも良いですが、天然成分で作られたオーガニック系の日焼け止めスプレーが良いでしょう。
③ 汗や皮脂に強いタイプの日焼け止めスプレー
頭皮は顔の皮膚以上に過剰に皮脂や汗分泌が盛んな部位です。
そんな頭皮には汗や皮脂に強いタイプの日焼け止めスプレーが良いでしょう。
その分、念入りなシャンプーでしっかり落とします。
髪の毛や頭皮も日焼けします。日焼けをするとダメージを受けて、髪がぼろぼろになるかも…。スプレータイプの日焼け止めをまんべんなくかけることで防ぐことができます。必ず髪の毛に使用可能か説明をみてから使って下さいね。
— かみのけbot (@bot_kaminoke_) 2015, 11月 8
使用用途はちゃんと見るようにするといいですね。
●地肌につける日焼け止め!効果的なつけ方と注意したい事
①地肌に日焼け止めをつける時には髪を幾つかのパーツに分けて地肌にしっかりスプレーします。特に分け目の部位や生え際などの地肌が見える部分には指の体温でなじませるようにつけましょう。 ②地肌につける日焼け止めのほとんどがスプレータイプですが、最低でも10センチ程度離してスプレーすると均等につけられます。 ③顔のクレンジングと一緒で、頭皮にはつけた日焼け止めスプレーは毛穴に蓄積されれば抜け毛の原因になります。その日のうちに念入りなシャンプーやクレンジングでしっかり洗い流します。
紫外線に長時間当たると皮脂分泌が多くなります。日差しが強い日は日傘や帽子や頭皮専用の日焼け度目等で対策しましょう。また頭皮は乾燥しているのに髪がべたつく場合は頭皮オイルパックで保湿をすると改善するので試してみてください。洗浄力の弱いシャンプーもオススメです。 — 女子力アップにはこれ!!モテモテツイート (@jyoshiryokuup11) 2015, 11月 7
頭皮が乾燥すると余分な皮脂が出ます。
それがベタベタの原因ですが、頭皮の保湿をすると防げます。
洗浄力の弱いシャンプーを使用するのは、皮脂を過剰に落とさないためです。
過剰に落としてしまうと乾燥して結果的に余分な皮脂が出る原因になってしまいますからね。
気を付けましょう。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
ほとんどの人が地肌への日焼け止め対策を施していない現実です。
それは地肌の殆どが髪の毛に覆われていて、密かなダメージにも気づきにくいという理由があります。
頭皮の薄さや痒みなどの症状に気づいたら、まずは頭皮にも紫外線を浴びている機会がないかを確認し、早速、顔と同じように頭皮の紫外線対策をしましょう。