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汚い肌が治らない!元美容部員が元の美肌に治す治し方を徹底解説

   

女性

肌色がくすんで見えたり、シミやニキビで肌が汚く見えてしまう…そんな肌トラブル、よくありますよね。
今までどんなにお金や手間をかけても治らなかった肌を諦めていませんか?
一体、元の美肌からどんな経緯で肌が荒れてしまったのか?色むらが出来てしまったのか?
その根本的な原因を知ることで、改善方法や治療方法を学ぶことで元の美肌に戻る近道になります!
今回は、肌トラブルの原因と元の美肌に治す対処法について徹底解説いたします。

■正常な肌状態とは?

生まれて間もない赤ちゃんのほとんどは、肌色も明るくてシミひとつない綺麗な肌をしていますよね。
見ていて羨ましいほどです。まずは、そんな赤ちゃんのような正常な肌状態を確認しましょう。

肌は構造上、主に「表皮」「真皮」の二つの層で出来ています
「表皮」は更に4つの層に分かれています。表面から、角質層・顆粒層・有棘層・基底層。
なかでも角質層では、肌の水分を逃がさない“バリア機能”が備わっており、外気の乾燥や刺激から肌を守っています。
また、皮膚の表面に分泌される皮脂や、細胞間脂質(セラミド)にもバリア機能は存在します。
人の肌は通常約28日周期で生まれ変わりますが、表皮にある基底層から生まれた表皮細胞が形を変えながら肌の表面に押し上がり、古い角質となって肌の表面に現れます。
そしてその古い角質は、新しい肌が押し上がるのと同時に垢となって剥がれ落ちていくのです。
さらに、表皮の奥の「真皮」では肌のハリや弾力の元となるコラーゲン、保水力のあるヒアルロン酸などがあり、これらの層が乱れることなく正常にターンオーバーが促進している状態を“正常な肌状態”といいます。

■肌が汚れてしまう原因とは?

女性

先ほど紹介した“正常な肌状態”は、様々な要因で崩れてしまいニキビや肌荒れ、シミやくすみを引き起こしてしまいます。では、それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

●ニキビ

ニキビは、ニキビの原因となる汚れた皮脂やアクネ菌が毛穴詰まりを起こし塞がってしまうことで、炎症したものを言います。
皮脂はもともと、私たちの肌のうるおいを守る天然の保湿クリームの役割を持っており、毛穴から分泌されます。
ところが、高温多湿や毛穴の開きによって皮脂が過剰に分泌されると、毛穴詰まりを起こしやすくなるんです。
ですが、ニキビの原因は皮脂による毛穴詰まりだけとは限りません。
“正常な肌状態”の角質層がうまく形成されていないことで、乾燥とともにニキビになってしまうケースもあります。
さらに、食生活で糖分や脂質を多く取ってしまうと血中のコレステロールが増えてしまい、肌代謝に異常をきたすためニキビができやすくなってしまうことも。
ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の二つに分類され、思春期ニキビは皮脂分泌が過剰なことが主な原因ですが、後者の大人ニキビはホルモンバランスやストレス、乾燥など原因は実に様々です。
ニキビは時間の経過とともに収まる場合がほとんどですが、潰してしまったり紫外線の影響などで色素沈着を起こし、シミになることもあります。

●くすみ

くすみにも様々な種類がありますが、主に古い角質がはがれ落ちず肌表面に滞っていることで透明感がない状態のことを言います。
正常な肌状態でもお伝えしましたが、肌は約28日周期で生まれ変わります。
ところが、ストレスや紫外線などの影響で体内に発生してしまう活性酸素や、紫外線によるメラニン物質でターンオーバーが乱れてしまい、古い角質がどんどん肥厚していきます。
すると、肌が黒くくすんでしまうのです。
また、くすみには青くすみ、そして黄くすみがあります。
青くすみとは血行不良によるくすみのことで、全身の代謝が落ちている際に起きてしまうことが多いです。
主に目の周りが青くすみになりやすい箇所です。
そして黄くすみは、たんぱく質や脂質が体内にある糖と結びついて起きてしまう“糖化”が原因。
糖化すると、肌が黄色くくすむだけではなく肌全体がゴワついてハリや弾力を失ってしまいます。
この糖化は年齢とともに現れる症状の一つです。

●シミ

シミは色素沈着やホルモンバランスの崩れ、ストレスや睡眠不足が原因で出来てしまいます。
例えば、紫外線を浴びてしまい黒色メラニンが日焼け後に増大し皮膚の中にシミ(肝斑)となって現れてしまいますし、ニキビの項でも説明した通り物理的に刺激を与えることでシミになることもあります。
わかりやすい例でいうと、太ももの付け根には下着を着用した後が色濃く残っていますよね。
それは下着と肌が摩擦してしまい出来てしまったシミなのです。
また、加齢によって額から頬に現れるシミもあります。
肌が老化するにつれてシミが出来やすい肌質に変わってくるのです。
そして、そばかすもシミの仲間。メラニン物質を作り出すメラノサイトという細胞が日焼けによって変質してしまい出来てしまいます。
紫外線を浴び続けることで数が増えたり、色が濃くなることがあるので紫外線対策が必要です。
そばかすは年齢関係なく大人でもこどもでも出来てしまいます。

■肌を正常な状態に戻すために必要なこと

女性

このように、ニキビ・くすみ・シミが顔の色むらを作ってしまう主な原因になりますが、いずれも外的な刺激や加齢、肌質の変化によるもので起きてしまいます。
そこで、元の美肌に戻すためには肌を正常な状態に戻す必要があります。そのためには…

⑴ターンオーバーを正常化させる
⑵ビタミン不足に気をつける
⑶保湿をする
⑷UV対策をする

この4つが重要になってきます。

●ターンオーバーを正常化させる

肌のターンオーを正常化させるには、その妨げとなる要因を取り除く必要があります。
その妨げの一つが“活性酸素”です。
活性酸素は増えすぎてしまうと肌の細胞を酸化させてしまい、ターンオーバーを乱すので肌が老化しやすくなったり、肌トラブルを受けやすい肌にしてしまいます。
その活性酸素を除去するには、化粧品や食材、サプリメントで“抗酸化作用”のあるアイテムを使用・服用するのがおすすめ。
抗酸化作用のある成分の一部をご紹介すると…

・ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE
・水素水
・コエンザイムQ10
・ポリフェノール
・カテキン
・白金ナノコロイド
・フラーレン
・アスタキサンチン
・大豆イソフラボン
・アサイー
・ざくろ
・リコピン
・ペプチド

などです。これらの成分を、普段の食生活で取り入れたり化粧水で外側から補うことで活性酸素を除去し、シミ・くすみの予防や解消に導くことが期待できます。
また、活性酸素の発生そのものを防ぐことも重要です。
活性酸素の発生条件は、主にストレス・紫外線・喫煙・排気ガス・飲酒などがあります。
つまり、生活習慣を規則正しくすることがシミ・くすみ対策になるということなんです。
そして、ターンオーバーを促進させるためには睡眠も非常に重要になってきます。
特に、22時〜深夜2時までの4時間はお肌の“ゴールデンタイム”と言われており、成長ホルモンが最も分泌する時間帯で肌代謝がアップするんです。
その時間に睡眠をきちんと取っておくことで、ターンオーバーが促進されやすくなります。

ターンオーバーに関する詳しい記事はこちらをどうぞ。
⇒ターンオーバーを促進せよ!肌の透明感を取り戻す方法とは?

●ビタミン不足に気をつける

唇

ビタミンが不足してしまうと、ニキビやシミができやすくなってしまいます。
普段の食生活は、栄養バランスを心がけていますか?
シミ・くすみ・ニキビの予防&解消にはビタミン不足に気をつけましょう。
ここでご紹介するのは4つのビタミンです。

ビタミンC

抗酸化作用・メラニン生成抑制・メラニン還元・メラニン排出・コラーゲンの生成促進の効果があります。
出来てしまったシミや色素沈着に効果が期待できるビタミンです。
また、ビタミンCはストレスや喫煙で失われやすく、またビタミンCそのものが水溶性であるため、大量に摂取してもすぐに排出されてしまいます。
ビタミンCの効果を持続させるためには、朝昼晩の食事で継続的に摂り続けるかサプリメントの併用がおすすめです。

ビタミンA・E

抗酸化作用があり、シミや色素沈着を防いでくれるビタミンです。
ビタミンCとは違い脂溶性のビタミンなので排出されにくく、体内に長く止まらせることができます。
人参などの色の濃い野菜や、牛乳、卵黄などに含まれています。
また、油と相性がいいので生野菜で食べるよりも野菜炒めにして食べることをおすすめします。

ビタミンB群

皮膚の代謝を促すビタミン。
皮膚のみずみずしさや潤いを保ち、代謝をコントロールしてくれます。
特に、ビタミンB2やB6が不足してしまうと脂質の代謝がうまくいかなくなるため、皮脂の過剰分泌や肌荒れ、口内炎などを引き起こしてしまいます。
肌荒れ、ニキビ、脂性肌には積極的に補うべきビタミンです。
シミや色素沈着の予防に。

●保湿をする

日焼け

正常な肌状態でも説明したように、外的ダメージから肌を守るためには、肌のバリア機能が必要になります。
ですが、バリア機能は乾燥やターンオーバーの乱れで低下してしまうことがあるのです。
バリア機能を保ち、ターンオーバーを正常化するためには肌の潤いをキープしなくてはなりません。
肌の潤いは、乾燥や紫外線によって失われてしまいます。
また脂性肌の場合も、元々がインナードライを起こしていることで肌が皮脂で潤いを保とうとしてしまい、皮脂を過剰に分泌してしまうのです。
普段のスキンケアで、肌にたっぷりと潤いを与え保湿することがシミやにきび、くすみの予防や改善につながるのです。

●UV対策をする

シミ・そばかすやにきび、くすみを予防するにはメラニンの生成を抑える必要があります。
メラニンの発生条件に一番大きく関わるのが紫外線です。
なので、当然紫外線から肌を守ることが色ムラの予防・改善につながります。
紫外線を予防するためには、まず日焼け止めを使用するのが効果的になります。
日焼け止めにはそれぞれ紫外線A波・B波を防ぐ指数が“SPF”や“PA”で表示されています。
この値が大きいほど紫外線防止効果や持続性を表していますが、大きければ大きいほど肌に負担がかかる成分が含まれていることがあります。
敏感肌の人はこれらの値があまり大きくなく、紫外線吸収剤不使用のものでこまめに塗りなおすことがおすすめです。
また、日焼け止め以外にも帽子や日傘で肌の露出を抑えることも必要ですし、部屋や車の窓ガラスをUVカット加工するのもいいでしょう。

■今できてしまったシミやくすみを解消するには?

女性

では、予防ではなくすでにシミやくすみ、ニキビができてしまった場合はどのように対処すればいいのでしょうか。
こちらは3で説明した4つの対策はマストですが、それに合わせてピーリングを行うことをおすすめします。
ピーリングとは、肌表面に残った古い角質を強制的に取り除くことをいいます。
パック状になっているものや、シートで拭き取るタイプ、また拭き取り化粧水として使用するタイプなど実に様々です。
古い角質を取り除くことは、くすみやシミ、そしてニキビの原因になる毛穴詰まりを抑制し透明感ある肌に導いてくれることなのです。
ですが、ピーリングは少なからず肌に負担をかけてしまう場合があるので、週に1〜2回のケアで抑えるようにしましょう。

ピーリングに関してはこちらの記事も読まれています。
⇒ピーリングはシミ消し効果が?肌の透明感が欲しい!基礎化粧品の選び方
⇒ピーリングは顔のシミやくすみに効果あり?おすすめのピーリング紹介

■おわりに

いかがでしたか?
肌の色むらを作ってしまうシミやくすみ、にきびは、肌のターンオーバーを正常化させバリア機能を保つことができれば自然と治癒することができます。
それには、化粧水や乳液でケアをするだけではなく、普段の食生活や睡眠にも十分気を配る必要があります。
毎日疲れててお手入れできていない、化粧落とし忘れが多い、寝不足が続いている…そんな状態をなくし、健康な肌状態を取り戻してくださいね。



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