日焼け止めの正しい塗り方。塗り直しや重ね塗りのコツを伝授します
あなたは日焼け止めを正しく塗れていますか?
適当に顔に塗っているだけではありませんか?
適当に顔に塗ると日焼けをしてしまう原因になります。
正しい塗り方を覚えて美白を守りましょう。
あなたのために日焼け止めの正しい塗り方のコツを伝授します。
目次
■日焼け止めの塗り方
日焼け止めの正しい塗り方、身についていますか?
塗り方を間違っていたら、いくら高い日焼け止めをつけていたとしても効果を十分に得ることはできないのです。
今回は、日焼け止めの正しい塗り方や重ね塗りのポイント、またSPF値の高さによって塗り直しが必要なのかどうかを詳しく説明いたします。
●多くの人は日焼け止めを正しく塗っていない!
日焼け止めは、基本的にメイクの前に行います。
でも、メイクの前に日焼け止めで肌がベタつくのが嫌…という人も多いのではないでしょうか?
実は、日焼け止めには適量というものがあり、その適量は顔の面積(400㎡)に対し0.8gと言われています。
ですが、実際にこの量を手に取ると500円玉大ほどの量で、顔につけようとすると完全に白浮きしたり、べたついてしまいます。
このことから、多くの人は日焼け止めを少なめに塗っていることが予想されます。
日焼け止めの白浮きを防ぐために、薄く薄く伸ばしているからです。
でも、日焼け止めは適量を塗って初めて効果を発揮するもの。
そこで、次に日焼け止めの正しい塗り方とベタつかないポイントについてご紹介します。
●日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めの正しい塗り方をご紹介します。
⑴日焼け止めを手に取る(500円玉大)
⑵利き手の人差し指と中指の2本の指で、日焼け止めを顔全体に塗っていく
⑶ムラなく伸ばしたら、乾くまで時間をおく
かなり簡潔にまとめましたが、ここで重要なのは⑵の“2本の指”です。
手のひら全体を使って日焼け止めを塗ろうとすると、日焼け止めのほとんど(8割)を手のひらに馴染ませてしまい、結果的に日焼け止めを無駄遣いさせてしまいます。
また、2本の指を使うことで顔全体にムラなく這わせることができるので日焼け止めを効果的に塗ることができるんです。
これは化粧下地やリキッドファンデーションでも使える基本テクニックなので、覚えておいてくださいね。
とはいえ、500円玉大の日焼け止めを一度にムラなく伸ばすのはほぼ不可能といったところ。
しっとりした状態が好きなら構いませんが、どうしてもベタつくのが嫌だ!という人は、SPF値の高い日焼け止めを使い1日のうち2〜3度塗り直しをすることをおすすめします。
●日焼け止めの重ね塗りには注意!
よく勘違いされる人もいますが、日焼け止め以外にも化粧下地やファンデーションに日焼け止め効果(SPF値も表記)があっても、それぞれのSPF値を足し算すればそれだけ効果は長持ちするというわけではありません。
むしろ、これは日焼け止めを重ねに重ねている状態のため肌に負担を強いていることになります。
これが結果的に肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす原因にもなりかねません。
日焼け止めは、化粧下地やファンデーションを含め一度に何度も重ね塗りをするのではなく、1日のうちに2〜3回塗り直しをするのがベストです。
●SPF値の高い値の日焼け止めの一度塗りがいいのか、低いものの複数塗りがいいのか?
SPF値は確かにUV−Bの防止時間を表しているものになりますが、かといってSPF値が高いものを一度塗りで済ませればOKというものではありません。
これまでにも説明した通り、SPF値が高いものを選んでも一度にガッツリ塗るのではなく、何度か塗り直すのがおすすめなんです。
ですが、SPF値の低い日焼け止めは意識して何度も複数塗りをするようにしましょう。
SPF値の低い日焼け止めは紫外線散乱剤によって紫外線をブロックしていますが、その持続時間というのは短いのです。
ベストなのはSPF値の低い日焼け止めを、正しい塗り方で使用し何度も塗り直すという方法ですが、実際には日焼け止めを使うシーンも人によって異なると思います。
どうしても塗り直しが難しい状況にあるのなら、ウォータープルーフのものを使うなどアイテム選びを工夫してみてくださいね。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
日焼け止めの塗り方にはコツがあります。
日焼け止めが手に馴染んでしまい顔に塗れていないという事があります。
なので二本の指で塗ることを意識しましょう。
そうするだけでも顔に薄く塗ることができるはずです。
正しい塗り方や塗り直しや重ね塗りの正しい知識を身につけることがとても大切な事なのですね。
おしまい