日焼け止めの顔用とからだ用の違い!別々に使うべき理由を解説
あなたは顔も体も同じ日焼け止めを使っていませんか?
実は顔と体とは別々の日焼け止めを使うべきなのです。
あなたの肌トラブルを避けるためにその理由を解説しましょう。
目次
■顔用の日焼け止めとからだ用の日焼け止め
日焼け止めには、実に様々な種類のものがありますよね。
ドラッグストアに足を運んでも、日焼け止めのコーナーは広く用意されています。
ですが、日焼け止め選びの際に「顔用」「からだ用」と記載があるのを見落としていませんか?
実際に、一つの日焼け止めを顔とからだ兼用で使用している人も多いのではないかと思います。
そこで今回は、日焼け止めは顔とからだは同じ日焼け止めを使って大丈夫なのか?
それぞれの理由も含めご紹介していきます。
●顔とからだは別々の日焼け止めを使うべし!
日焼け止め間違えて顔用買っちゃった 腕とか塗って平気よね?
— ゆーみ(ºωº) (@youme1tmr2kkk) 2015, 8月 21
安かったから日焼け止め買ったのに顔・からだ用じゃなくてからだ用オンリーやったっていう。顔用買わなあかんやん。失敗したorz — Mary (@xx_chu_xx) 2015, 7月 1
からだ用の日焼け止め顔に塗っちゃった;;;めちゃ痛い
— 月白 (@tki_oxo) 2014, 9月 14
このように、日焼け止めの顔用・からだ用で苦戦している人も多いです。
では、日焼け止めは顔用・からだ用問わず一本化してもいいのか?について。
ここで答えを明かしますが、日焼け止めは「顔用」「からだ用」と分けて使ってください。
いくら値段が高い日焼け止めであっても、です。
では、それは一体なぜなのか理由をご紹介します。
●なぜ顔用とからだ用で分けなくてはいけないのか?
まず、顔とからだでは皮膚の厚さが全然違います。
身体よりも、顔の皮膚は薄くとてもデリケートです。
顔用の日焼け止めには、デリケートな肌を乾燥から守るために美容保湿成分がしっかりと含まれていたり、しっとりとした使用感のものも多いのが特徴です。
また、身体に比べ顔には皮脂腺がたくさんあるため、毛穴詰まりなどのトラブルが起きやすいんです。
このため、からだ用の日焼け止めと比較すれば顔用の日焼け止めはかなり成分にこだわって作られていることがわかると思います。
実際に顔用の日焼け止めの方が値段も高いですからね。
そしてからだ用の日焼け止めですが、肌馴染みが良いように作られているのでジェルタイプの日焼け止めが多いのが特徴です。
さらに、清涼感を感じさせるためにメントールなどの成分を配合しているものも多いです。
もしもメントールが入ったからだ用の日焼け止めを顔に塗ってしまったら?
顔にとっては強いダメージを受けることになるでしょう。
メントールは顔にとって刺激が強いからです。
逆に、顔用の日焼け止めを身体に使用するのもおすすめしません。
その理由として、顔用の日焼け止めは乳液タイプなどしっとりとした使用感のものが多く、からだ用ほど伸びが良いわけではありません。
伸びが悪い日焼け止めを身体に塗るには、何度も何度も肌に塗りこむ必要がありますよね。
これが、身体に摩擦を与えていることになります。
洗顔も同じことですが、肌に摩擦を与えてしまうと肌の表面が傷ついてしまうため肌が荒れる恐れがあります。
また、顔用の日焼け止めは顔のトーンアップ効果があるものも多く、実際身体に使用してしまうと日焼け止めが衣服に着色する恐れもあります。
このため、日焼け止めは顔用・からだ用と分けて使ったほうが良いとされているのです。
●なるべく日焼け止めに頼らないほうがいい?
日焼け止めは紫外線を防いでくれるものですが、その分肌に負担を強いている面もあります。
多くの日焼け止めには、紫外線を吸収して化学反応を起こす紫外線吸収剤や、紫外線そのものを跳ね返す紫外線散乱剤が使われており、長時間使用することで肌に負担がかかると言われています。
なので、もしも顔だけに日焼け止めを塗りたいのであればUVカット効果のあるベースメイクを使用すればそれでOK。
日焼け止めを何度も重ね塗りをする必要はありません。
また、近所に買い物に行くなどのちょっとした用事なら、アームカバーや日傘、帽子などを着用して物理的に紫外線を防ぐのも良いでしょう。
ぜひ、参考にしてくださいね。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
顔用の日焼け止めとからだ用の日焼け止めはそもそも成分が違うのですね。
顔とからだの皮膚の厚さが違います。
それを考慮して作られているので顔に塗る場合は顔用を、からだに塗る場合はからだ用を塗るようにしましょう。
顔もからだも同じように塗りたい気持ちは分かりますがスキンケアを考えると別々にするのがいいでしょうね。
おしまい