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日焼け止めで肌荒れ!肌荒れしないケアの方法や原因を解説

   

肌荒れ

■日焼け止めで肌荒れをしないために

これを読んでいるあなたは、化粧品を使って肌が荒れてしまった経験ありませんか?
肌が特に敏感だという人は、きっと化粧品選びの幅が非常に狭いことでしょう。
特に、日焼け止めに関するトラブルはよく耳にします。
ネットを見ても、
「せっかく高い日焼け止めを買ったのに、合わずにすぐ捨てちゃった」
「あの日焼け止めをつかったおかげで肌荒れがひどくなった」と泣き寝入りする人も後を絶ちません。
そこで、日焼け止めを使って肌荒れを起こさないようにするためには何に気をつけたらいいのか?
日焼け止めで肌荒れを起こさない知識やテクニックについてまとめましたので、ぜひご覧ください。

●肌荒れはなぜ起きてしまうのか?

まず、これは化粧品全般に言えること。
化粧品を使って肌荒れはなぜ起きてしまうのでしょうか?
本来、化粧品は肌のコンディションを整えたり、肌やパーツを美しく見せるために存在するものですよね?
それでも、化粧品が肌荒れを引き起こす事実は少なからずあるとされています。

化粧品が肌荒れを起こしてしまう一番の原因は、化粧品に配合されている成分の場合がほとんどです。

肌荒れとは、肌のバリア機能が低下し敏感になっていることをいいます。
バリア機能とは、肌のうるおいを保つ成分(セラミドや天然保湿因子)が機能して肌を外的ダメージから守っている機能のこと。
ですが、化粧品に含まれる成分によってバリア機能が低下してしまい肌荒れを起こすケースはめずらしくありません。

ここで考えられる化粧品の成分に、アルコールや防腐剤、保存料が考えられます。
本来、肌をきれいにするために存在している化粧品ですが、肌にとって刺激の強い成分が含まれていることがあります。
例えば、もともと敏感肌の人がアルコールのはいった化粧水を使うと肌がピリピリしてしまいます。
痒みがおさまらず、アトピー症状を起こしてしまう人も。

では、日焼け止めを使って肌が荒れてしまう場合、日焼け止めのどの成分が肌荒れを引き起こしているのでしょうか?
それは、先述のアルコール・防腐剤・保存料に加え、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」などが挙げられます。
次に、この2つの成分について詳しく説明します。

●紫外線吸収剤と紫外線散乱剤がもたらす肌のダメージとは?

市販されている多くの日焼け止めに入っている紫外線吸収剤や紫外線散乱剤。
これらはどんな成分なのでしょうか?
これらはいずれも、紫外線ダメージから肌を守るために効果を発揮する成分。
ですが、それぞれ違ったアプローチで肌を守っているのです。

まず紫外線吸収剤について。
紫外線吸収剤は、浴びてしまった紫外線エネルギーを一旦肌に吸収させ、化学反応を起こすことで体外へ排出し、肌を守る成分です。
この化学反応とは、一旦吸収した紫外線エネルギーを熱や赤外線に変換することをいいます。
こうした化学反応で紫外線エネルギーが無駄遣いされることで、紫外線によるダメージが肌に侵入しないようにしているのです。
ですが、この化学反応は必ずしも肌に負担がかからないものではなく、敏感肌の人にとっては化学反応で肌荒れを起こすことも。

そして紫外線散乱剤について。
紫外線散乱剤は、肌表面にコーティングすることで紫外線そのものを乱反射させ肌を守る成分です。
こちらは、紫外線吸収剤にくらべ肌の負担が少ないと言われていますが、持続性が弱いのが難点。
一度塗るだけでは効果の持続が期待できず、何度か塗り直しをしなければ紫外線防止効果を発揮しないのです。
こうした塗り直しで、結果的に肌荒れを起こすパターンもあります。

本来は紫外線から肌を守るために入っている2つの成分ですが、防腐剤や保存料と同じような扱いを受けていることも事実で、敏感肌の人にとっては必ず避けるべき成分とされています。

●紫外線吸収剤・紫外線散乱剤のメリットや無添加の日焼け止めについて

女性

紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が肌荒れを引き起こす可能性があると書きましたが、健康状態の良い肌にとってはメリットの大きい成分です。
まず、紫外線吸収剤が配合されている日焼け止めは、比較的サラサラしていてテクスチャーが良いです。
ローションタイプや乳液タイプの日焼け止めには、ほとんど配合されているといっても良いでしょう。
体全体にも塗りやすいですし、紫外線を守るSPF値やPA値が高いものも多いです。
そして紫外線散乱剤ですが、テクスチャーは重たいもののやはり肌への負担が少ないのが大きなメリットと言えるでしょう。

そんな紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が入っていない無添加の日焼け止めもちゃんと存在しています。
これら2つの成分はもちろん、防腐剤や保存料なども含まれていないので、肌に最もやさしい日焼け止めだと言えるでしょう。
この場合、保存方法や保存期限に限りがありますが、肌荒れが気になる人にはおすすめの日焼け止めです。

●防腐剤や保存料について

日焼け止めのみならず、化粧品全般に関すること。
化粧品は、製造時の品質をできるだけ長く保つために添加物が入っていることが多いのです。
それが、防腐剤や保存料です。
防腐剤だと「パラベン」が有名です。
化粧品は、開封直後に空気に触れるため酸化が進んでしまいます。
酸化が進むと、化粧品の性質がすぐに劣化してしまうためパラベンのような防腐剤が使用されているのです また、化粧品のほとんどに含まれている「界面活性剤」。
これは、1つの分子に水に馴染みやすい親水性と、油に馴染みやすい親油性の二つの性質をもっており、本来混じり合わない水と油を混ぜ合わせるのに役立つ成分です。
わかりやすい例で言うと、クレンジングオイルでなぜ化粧が落とせるのか?
それは、クレンジングオイルを塗布した顔が水に触れることで、親油性が親水性に変化するためなんです。
普通、油がついた手を水で洗い流そうとするのはできませんよね。
でも、界面活性剤があるからクレンジングオイルは化粧落としとしての役割を果たしているんです。
また界面活性剤は生活のいたるところで存在する成分で、一家にかならず常備してあるマヨネーズや歯磨き粉も界面活性剤が使われているんです。

最近は化粧品の開発技術の進化しており、パラベンや界面活性剤の安全性が保障されつつあります。
それでも、敏感な肌の人にとっては避けたい成分であることは間違いありません。
このことを含め、日焼け止め選びで特に敏感肌な人は無添加のものを選ぶべきでしょう。

●日焼け止めで肌荒れを起こさないためのテクニック

女性

最後に、日焼け止めで肌荒れを起こさないためのテクニックについてご紹介します。
テクニックというより予防策になりますが、ずばり「パッチテスト」です!
よく、市販のカラーリング剤を使用するときにパッチテストをしますよね。
それと同じことを、日焼け止めでも行うのです。
パッチテストの方法は、腕の内側など目立たない(けど敏感な場所)に日焼け止めを少量塗り、2・3日様子を見るんです。
その間、かゆみや赤みなど肌の異常が感じられなければ、その日焼け止めを使用してもOKということになります。
ですが、日焼け止めのパッケージに記載されているSPF値やPA値を最大限に発揮するためには、1㎡あたり2mgの日焼け止めを塗る必要があります。
これを実際に塗ろうとすると少々重ためになりますが、パッチテストの際は意識して多めに塗っておくと良いでしょう。
このパッチテストのやり方を覚えておけば、他の化粧品でも合う・合わないが見極められますのでぜひ知っておいてくださいね。

日焼け止め選びで心配な人は、製造メーカーに問い合わせたり、店頭のテスターやサンプルを使用しましょう。
実際に手に取るのが一番です。

●みんなの日焼け止めで肌荒れ情報

ツイッターで呟かれている日焼け止めと肌荒れの情報を探して掲載します。

紫外線吸収剤や合成界面活性剤は、肌の大敵ですね。
よくよく日焼け止めの成分を確認しましょうね。

化粧崩れをすると化粧直しをしなければいけなくなってしまいます。 それも肌荒れの原因にもなるんですね。

万能なワセリン。
当サイトでも幾度と紹介してきましたが下地にワセリンを塗ると肌荒れ防止になるんですね。
勉強になります。

日焼け止めを早めに落とすことも肌荒れ防止に繋がるのですね。 できるだけ帰宅後は早めに日焼け止めを落としましょう。

肌荒れ時の紫外線予防はパウダー系のファンデーションがおすすめとのこと。
勉強になります。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
日焼け止めで肌荒れを起こす原因は、日焼け止めの成分になっています。
特に「防腐剤」「保存料」は肌に悪影響を及ぼすと言われています。
なので肌が弱い人は無添加の日焼け止めを使用することをおすすめします。
また初めて使う日焼け止めは必ずパッチテストをするといいでしょう。
パッチテストのやり方は前述した通りです。
あなたの肌に合う日焼け止めを選ぶことが一番なのです。
おしまい



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