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去年の日焼け止めは使っちゃダメ?使用期限や保管期限について

      2015/10/09

女性

■去年購入した日焼け止め

去年使って余らせてしまった日焼け止め。
もしかして、今年に入り1年ぶりに使っていたりしていませんか…?
実はそれ、かなり危険ですよ!
今回は、あまり知られていない日焼け止めの保存期間や保管方法について詳しくご紹介します。

●春から夏の間だけしか日焼け対策をしない人のありがちな行動

夏季のみならず、冬季や曇りの日でも関係なく降り注いでいる紫外線。
美意識の高い人はどんなときも日焼け対策を忘れずに行っていると思いますが、だいたいは春から夏にかけて日焼け対策を頑張る人が多いのではないかと思います。
そんな人に多いのが、去年使って余らせてしまった日焼け止めをそのまま使ってしまうという行動!
去年余らせてしまった日焼け止め、捨てるのもったいなくてつい取ってしまうんですよね…。

もしかして、これを読んでいるあなたも同じような経験をしていませんか?
実は、日焼け止めにはきちんと保管期限・使用期限というものが存在しているんです。
では、一体その期限とはどれくらいなのでしょうか?

●日焼け止めの保管期限・使用期限について

肌

日焼け止めには保管期限・使用期限がきちんとあるんです。
メーカーによってそれぞれ異なるのですが、大体の日焼け止めだと【保管期限・1年〜3年】【使用期限・1ヶ月〜3ヶ月】となっています。
こちらについて詳しく説明しますね。

・保管期限

まず保管期限について。
この1年〜3年というのは、あくまでも“未開封”の状態で保管した場合に限ります。
日焼け止めに限らず、化粧品の正しい保管方法として
【高温多湿を避ける】【冷暗所で保管する】この2点は絶対です。
この2点を踏まえた上で、未開封の場合に限り1年〜3年は保管が可能なのです。

・使用期限

次に使用期限について。
日焼け止めに関わらず、化粧品は開封した瞬間に空気に触れます。
空気に触れると化粧品そのものが“酸化”してしまいますから、品質がどんどん落ちてしまうのです。
酸化を簡単に説明すると、りんごやアボカドを切った時に変色してしまう現象のこと。
つまり、これと同じ現象が日焼け止めにも起こっているということなんです。
日焼け止めの酸化が進んでしまうと、品質が落ちる他に皮膚やホコリが触れて雑菌が繁殖する危険性も増えてしまいます。
なので、新鮮なうちに早く使い切るのがポイント。
「去年の日焼け止めを使ったけどあまり効き目がなかった…」
という声もよくあがりますが、それは当然ですよね!

●パラベンフリーの日焼け止めについて

これまでにご紹介した保管・使用期限はあくまでも一般的な日焼け止めについて。
日焼け止めのなかには、赤ちゃんや敏感肌の人のための“パラベンフリー”のアイテムがあります。
パラベンが不使用の日焼け止めは保管期限がさらに早いということを覚えておいてください。

一般的な日焼け止めがなぜ保管期限が長いのか?
これは、日焼け止めやほかの化粧品が品質を長持ちさせるために「パラベン」が入っている場合が多いからです。
パラベンとは、いわゆる防腐剤になっていまして日焼け止めの他にも化粧品など広く使われています。
パラベンは過去に「肌に悪影響!」と言われてきましたが、現在ではパラベンがもたらす肌の影響はほとんど無いと考えられています。
ですが、赤ちゃんや敏感肌の人にとってはパラベンは避けたいものです。
このため、赤ちゃん用の日焼け止めや敏感肌用の日焼け止めにはパラベンフリーのものがほとんどなんです。
ですが、パラベンは本来品質を長持ちさせるもの。
つまり、パラベンフリーの日焼け止めはパラベンが入っている日焼け止めよりも品質の劣化が早いんです。
また、保管も冷蔵庫の中が適しています。
もしもパラベンフリーの日焼け止めや化粧品を使っている人は、上記の点を踏まえて保管方法や保管期限に気をつけてくださいね。

■さいごに

いかがでしたでしょうか?
日焼け止めの使用期限は一般的に1ヶ月から3ヵ月といわれています。
なので去年使った日焼け止めを使いたい気持ちは分かりますが、できるだけその年に使い切っておきましょう。
またパラベンが入っていない場合にはさらに酸化が早くなってしまうので日焼け止めの成分には気を付けましょうね。
おしまい



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