紫外線の目への影響は?症状は?日焼け対策は何がおすすめ?
あなたは紫外線を目に浴びるとどの様な影響や症状が出るかご存知ですか?
あなたは目の日焼け対策で有効な方法はご存知ですか?
意外と軽視されがちなのが目の日焼けです。
今回は、目の日焼けという事でお話を進めたいと思います。
目次
■紫外線がもたらす目への影響について
紫外線が目に与える悪影響をご存知でしょうか?
目も、顔と同じように紫外線を直に浴び、瞳のダメージや炎症を深刻化させているのです。
初期症状としては
・白目の充血
・目の乾き(ドライアイ)
・疲れ目
どれも、花粉症の人やデスクワークをしている人ならば思いあたる症状ではありますが、数日で治らずにしばらく続くようならば、すぐに眼科を受診しましょう。
●紫外線にあたる事で生じる目の疾患
元から、目には一定の紫外線に耐えられるだけの防御力が備わっているのですが、あまりに過剰な紫外線を浴び続ける事で様々な疾患が生じます。
【角膜炎】
紫外線を浴びる事で目の充血や痛みが生じます。
数日で改善傾向か期待できますが、繰り返す事で視力に影響するなど、対策が必要です。
【翼状片】
黒目に白目の組織が流れ込むような状態で充血や乱視が進行するなど、早めに治療しましょう。
【白内障】
高齢者に多い疾患ですが、紫外線が網膜や水晶体などに到達すると、水晶体の濁りが原因で視力低下などが起こります。
ほうっておけば失明にもなり兼ねない注意すべき目の疾患です。
他にも紫外線による目の疾患があるため、紫外線対策は十分に行う必要があるでしょう。
目の「網膜」も日焼けをし、今見ている世界は、幼い頃に見ていた世界よりも色褪せて見えているのだそう。だから小さい頃の空が青かったとか、もっと世界は綺麗だった、という台詞や感動は間違いじゃない。
— 恋愛のツイート (@zujybovacys) 2015, 11月 14
目の網膜が日焼けをすることにより、見える世界が違ってくるのですね。
これは面白いですね。
●肌にも悪影響!目に浴びる紫外線
ちょっぴり複雑なお話ですが、実はいくら顔やボディだけ念入りな日焼け止めを施していても、目の紫外線対策をしなければ、他の肌部位が黒くなったり、シミやソバカスが濃くなったりします。
なぜでしょうか…?
実は目に浴びた紫外線は視神系を通じて脳に伝達されます。
そこで脳は「紫外線を浴びている、早く防御しなきゃ」とメラノサイトを活発にしてメラニンを増殖させるのです。
目だけで受けた紫外線が実は肌のダメージにもつながっています。
サングラスでシミ予防★
日焼け止めを塗っても
100%紫外線をカットしてません
紫外線を浴びないように
日傘や帽子をかぶるのがGOOD
実は目から入った紫外線は
メラニン色素を作るように
身体に指令を出します。
そうなるとシミの原因になるので
サングラスが有効です★
— ダイエットの名言 (@Couta9) 2015, 11月 11
目もちゃんと日焼け対策してないと全身が黒くなってしまう危険性がありますよ。
●澄んだ瞳でいられる為に!目の紫外線対策をしよう
澄んだ瞳は若々しく、魅力的です。
そんな瞳が紫外線により、くすんでしまう事のないように目に紫外線対策するのが理想ですよね。
・サングラス
特に車を運転する人はフロントガラスを通して浴びる紫外線を直に受けるためサングラスをかけるようにしましょう。
その際、注意したい点は濃いカラーのサングラスは光を集めやすくするため、余計に紫外線を浴びてしまうでしょう。
UVカット加工で薄めのカラーサングラスをセレクトしたいものです。
また、意外に見落としがちなのが、サングラスと肌のフィット感です。自分の顔にフィットしないゆるゆるのサングラスは脇から紫外線が入り込みやすくなります。顔の形にあったサングラスが理想的です。
ちなみに、メガネもUV加工されたものを選びましょう。
【目から入る紫外線】オゾン層の破壊が懸念されているオーストラリアでは、小学生のサングラス着用が義務付けられているほど。覚えておきましょう。
— あさのはるか (@tatepane0130013) 2015, 11月 19
オーストラリアでは目からの紫外線対策に小学生がサングラスを着用するそうです。
それだけ危険という事でしょうね。
・コンタクトレンズ
元々、視力の悪い人のみが利用する事になりますが、最近はUV加工されたレンズがあるため、そうした商品を積極的に使用しましょう。
また、紫外線により乾燥も著しいため、酸素透過生や、潤い力の高いコンタクトレンズのセレクトが望ましいです。
・食材での予防
肌に良い食材があるように、目の健康に良い食材もあります。
毎日の食卓に取り入れて内側から目の健康を維持させ、紫外線に負けない状態を作りましょう。
ビタミンC…オレンジ、キュウイ、大根など
リコピン…トマト
アスタキサンチン…カニ、エビ、サケ
ルテイン…かぼちゃ、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜と呼ばれるもの
●目の日焼け止めは目薬を活用すべき!
紫外線対策グッズや食材はもちろんの事、何と言っても、目に直接施せる日焼け止め使用が望ましいでしょう。
日焼け止めといっても、顔やボディに使用するような乳液やクリームを目に塗るのではなく、UVカット力のある点眼薬(目薬)を使用する事です。
ドラックストアにも種類豊富に販売されていますので、紫外線にあたる機会の多い方は使用しましょう。
春や夏だけでなく、冬に降る雪の照り返しは目にもダメージを与えますから、UV対策の眼薬を野外活動やスポーツをするときに使用するのが理想的です。
目も日焼けする:サングラスでなくて、目薬でも目を守ることができます。紫外線をいっぱい浴びると、目に炎症を起こしたり白内障の原因になることもあり有害です。角膜表面の細胞にダメージを与え炎症を起こします。研究でわかったことですが、目に紫外線を浴びると肌が日焼けのように黒くなることも
— すっぴん美肌備忘録 (@bihadatweet) 2015, 11月 11
目からの日焼けにはくれぐれも注意したいところです。
■さいごに
いかがでしたでしょうか?
紫外線が目に与える影響は軽い炎症から失明に至る重大な疾患まで、甘く見てはいけない状況です。
日常的には特に車を運転するときにしっかり防御したり、サマースポーツ、ウインタースポーツなどをする人もUV効果のある目薬を施しましょう。