海で日焼けをした時の事前対策&アフターケア!応急ケアも紹介
2016/04/18
あなたは海でうっかり日焼けをしたことはありませんか?
その時の応急ケアやアフターケアをご存知ですか?
海での日焼け対策とケアについて私の知っていることをお話ししましょう。
目次
■海での日焼け
海で思いっきり楽しみたいのに、どうしても気にしてしまうのが紫外線。
強い紫外線を受けた肌は、日焼けやシミ、たるみなどのダメージを引き起こしてしまいます。
特に、海では長時間肌が紫外線に晒されるので、事前対策とアフターケアをしっかりしておきたいものです。
そこで今回は、海で日焼けをしないための対策から自宅に帰ってからのケアまですべてご紹介します!
■海で日焼けしないための対策
海で日焼けしないためには、日焼け止めを塗るのももちろん効果的ですが、その場しのぎではなく日頃から入念なスキンケアが求められます。
海で紫外線を受けると少なからず肌に負荷をかけてしまいますが、その負荷をなるべく最小限に抑えるためには何をすれば良いのか?
それは「保湿」です。
●毎日の保湿ケア
モイスチュアバランス(バリア機能)が整った肌は、紫外線や乾燥などの外的ダメージから身を守る機能が備わっています。
ですが、キメが乱れ潤いが不足しているとモイスチュアバランスも崩れてしまい、紫外線ダメージを受けやすい肌になってしまうのです。
モイスチュアバランスを整えるためには、毎日の保湿ケアが肝心。
夏はベタつくのが嫌!という理由で、化粧水を少なめに使ったり乳液やクリームを使うのを避けてしまう人も多いですが、保湿ケアを怠ることでさらに皮脂分泌が活発になり、脂性肌になってしまったりインナードライ肌になることもあります。
紫外線を含む外的ダメージから身を守るためにも、毎日のスキンケアで十分な保湿ケアを心がけましょう。
●日焼け止めを塗る
紫外線ダメージ絡みを守るために、日焼け止めの使用は絶対です!
ですが、日焼け止めの選び方や塗り方を間違えるとせっかくの日焼け止めも効果を発揮しません。
まず、海で使用する日焼け止めはどんなものが適しているのかについて。
海では強力な紫外線が降り注いでいますが、特に気をつけたいのがSPF値とPA値です。
日焼け止めには、UV−Bから肌を守るSPF値と、UV−Aから肌を守るPA値の表記がされています。海で受けてしまう紫外線は、前者のUV−Bがメインです。
UV−Bは波長が短いものの、肌表面を火傷させる強力なダメージを与えます。
そのため、SPF値やPA値の数値が高い方が望ましいんです。
SPF値の場合、国内最高基準値が「SPF50+」になります。
この数値は高いほど紫外線防止効果がある、と思われがちですが違うんです。
UV−Bを防止する時間の目安を意味しているんです。
SPF1=20分のUV−B防止効果なので、SPF50+なら約16時間は紫外線防止が可能ということになりますよね。
ですが、このSPF値の効力を発揮するためには、日焼け止めの量や塗り方を正しいものにしなくてはなりません。
日焼け止めの効果を表記通り発揮するためには、顔の面積1㎡に対し2gの日焼け止めを塗らなければなりません。
想像がつかないかもしれませんが、実際にその量通りに顔に塗ると相当重たく感じるんです!
特に紫外線散乱剤を使っている日焼け止めなら、白くムラができてしまうほど。
また、海で肌が濡れてしまったり物理的刺激を与えると日焼け止めは落ちてしまいます。そうすると、せっかく塗った日焼け止めも意味がなくなってしまう…。
そこでポイントなのが、
・こまめに塗りなおす
この2点です。
ウォータープルーフの日焼け止めなら、海に濡れても日焼け止めが落ちることがありません。
ですが、ここにも盲点が。多くの場合、日焼け止めにどれだけ耐水効果があるのか表記していませんが、資生堂のアネッサの場合耐水テスト80分という表記が。
つまり、いくらウォータープルーフだからとはいえ水にずっと浸かっているとすぐに落ちてしまうのです。
このため、日焼け止めをこまめに塗る必要があります。
水の中に80分も連続で浸かることはないと思いますが、少なくとも2時間おきに日焼け止めを塗り直しましょう。
●ラッシュガードを着用する
最近ではおしゃれなラッシュガードがたくさん売られていますが、肌の露出を避けることで紫外線によるダメージを極力少なくすることが可能です。
また、ラッシュガードの色によって紫外線防止効果に大きな差が出てきます。
紫外線を通さない色は何色かわかりますか?
答えは「黒」です。黒は、光を吸収するのと同じで紫外線も吸収します。
逆に、「白」などの明るい色は紫外線を乱反射させて顔などに跳ね返ってきます。
また、陸上で過ごす際はUVカット機能が備わったパーカーやカーディガンが活躍します。
この時も、着用する色は黒色にしてみてください。
■うっかり日焼けしてしまった時の緊急のケアの仕方
いくら保湿をしても日焼け止めを塗っても、100%日に焼けないわけではありません。
海で受けてしまう紫外線・UV−Bは、肌が赤く火照ってしまうのが特徴です。
もしも肌が赤く火照ってきたら、サンバーン(肌の火傷)が始まっているのですぐに応急処置しましょう。
これは火傷を負った時に患部を冷やすのと同じで、日に焼けた箇所を濡れタオルやタオルに巻いた保冷剤などで冷やします。
冷やすことで火照りも少しは鎮静化しますので、ぜひお試しください。
また、日に焼けたことで気分を悪くしてしまったら迷わず医師の診察を受けてくださいね。
■自宅に帰ってからのケアの仕方
では、海で日に焼けてしまった時のアフターケアについてご紹介します。
紫外線を受けてから、肌が火照ったりピリピリした痛みをかんじるのに少しだけ間隔が開きます。
特に、ピリピリとした痛みのピークは紫外線を受けてから24時間後に訪れると言われています。このため、自宅に帰ってから早急にアフターケアを行わなければなりません。
当然、日焼けした肌はいつも以上に敏感になっているので、普段通りのケアが刺激になることも考えられます。
日焼けをした日は、入浴を控えるシャワーを利用しましょう。
また、シャワーも水圧が強ければ日焼けした肌に刺激を与えてしまうので、水圧を弱めにしてください。
また、ボディや顔を洗う際は石けんの使用がオススメです。
石けんは、すべての洗顔料において肌に優しいのが特徴。
低刺激で、肌と同じ弱酸性の石けんを使います。この時、石けんをしっかり泡立ててその泡で顔や身体を洗うのがポイントです。
手と肌が直接触れてゴシゴシ洗うのを避けて、日焼けした肌をいたわりましょう。
また、この日のスキンケアはなるべくお休みしてください。
スキンケアの代わりに有効なのが、オロナインや馬油、ワセリンです。
切り傷や乾燥にいいとされるこれらのアイテムですが、日焼けした肌を保護してバリア機能の回復に働きます。
すると、日焼けダメージがシワやシミとなって肌に残らないようになるのです。
保湿ケアも同時にできるので一石二鳥!
どうしても化粧水や乳液を使いたいという場合は、敏感肌用のものを使用すること。間違っても、アルコールが入っているスキンケアアイテムは避けてくださいね。
そして、水分を補給をしっかりして身体の内側からうるおいを取り戻してください。紫外線ダメージね熱が放出されると同時に、水分も蒸発し肌も身体もカラカラ状態になっています。
意識して普段よりも多めに水分を摂るようにしましょう。
■おわりに
いかがでしたか?
赤く火照った肌には、鎮静作用と収れん作用のあるカーマインローション(カーミングローション)を使うのも有効的です。ぜひお試しくださいね。
紫外線ダメージで肌に極力負担をかけないためにも、日頃のスキンケアを入念に行いましょう。
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